「生活保護、キャバクラで2、3日で使い果たす」「ほとんど酒代」「パチプロになるまで保護受けようかな」…大阪の受給者の声
Tシャツにジーパン姿で茶髪の男性(34)は、数年前から仕事をせず、生活保護は5月から。住宅扶助も含めた月12万5000円を受給するが、家賃と光熱費を除くと「ほとんど酒代」。ガールズバーやキャバクラに出入りし、2、3日でなくなることもある。 「仕事しなくても金が入っちゃう。やる気なくしますね」と、男性は苦笑いを浮かべた。別の受給者の男性(37)は保護を受けて4年。この間仕事はしたことがない。 就職活動は、100件近く応募して面接に至るのが10件ほど。ある工場に採用が決まった時も、1日7時間の労働が「厳しすぎる」と辞退した。
医師からは「じきに完治する」と言われているが、「まじめに働いても、月10万円ちょっとでは……」と働く気が起きない。ハローワークにも行かず、スロットマシンで遊ぶ日々。「プロになるまで、生活保護のお世話になろうかな」。悪びれることなく言った。 (2011年10月12日 読売新聞)」