「日本はギリシャに近づいている」ウォールストリート・ジャーナル
「政府債務残高が膨らむ日本について、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は5日「日本はギリシャに近づいている」と論評した。家計の金融資産が1440兆円と国債残高を上回り、国債金利も低いため、日本では「日本はギリシャにはならない」という楽観論が強い。だが、ロンドンの金融筋は「金利はいつ上昇するかわからず、欧州の財政危機が日本に飛び火する可能性は否定できない」と指摘している。(産経ニュースhttp://sankei.jp.msn.com/world/europe/110105/erp1101051906003-n1.htm )」

・・・バードカフェのおせち問題を追及したウォールストリート・ジャーナルが「日本はギリシャに近づいている」と、日本の将来を危惧している。アメリカも人の事は言えないのだが、とにかく日本のずば抜けた債務は世界から目を付けられており、破綻まで静かに見守られ続けるのであろう、日本人が苦しむだけで、ほとんどの外国人に利害は及ばないから。もちろん、日本に金融資産がある、国債金利が低い、債権がある、など見通した上で、欧米の金融筋は、将来の破局を予言しているのである。
しかし、なぜ日本人は楽観的なのだろうか?だいたい、個人の大事な貯金を国の資産にするなよ、取り上げる気か?すでにゆうちょからは全額降ろした。金融不安で、銀行は増資の嵐で、金融機関は国債という時限爆弾を買い続けている・・・。