安楽死施設は存在する

安楽死が認められていない国では人間には自殺以外に自由に死ぬ権利がない。しかも、自殺には非常な勇気が必要だし、その手段も悲惨なものが多い・・・ジュネーブの尊厳死施設にはもちろん誰でも入所を許されるわけではなく、不治の病の患者でしかも審査委員会の審査を通過した者だけが入所できる。1998年以来、世界各国から来てこの施設で死んだ人は1千人以上でイタリア人も15人含まれるという。入所予約希望者は年々増加し、イタリアだけで現在1千人を超すらしい。3500ユーロ(約38万5千円)の入会費その他を払い、順番が来ると片道切符でジュネーブに赴き入所する。ベッドに横たわると吐き気止めの錠剤を1錠飲み、コップ1杯の水で少量の砂糖を混ぜた致死薬15グラムを服用する。数分後に安楽死し、枕元の医者が死亡を確認するという。がん患者増加と老齢化の進む社会にとって考えさせられるシステムである。(産経ニュース 2010.12.5)http://sankei.jp.msn.com/world/europe/101205/erp1012050245000-n1.htm」

・・・無職は死ねばいい、とか簡単に言われるが、自殺が激しく苦痛を伴い、悲惨極まりないものか理解できない人が多く、例えば電車の人身事故の場合、死体がバラバラに裂かれて、車輪に胴体部分が絡まって取れなくなったりする事などもあるようで、現場の阿鼻叫喚ぶりは尋常ではない。
スイスのジェネーブには、安楽死施設が昔から存在し、入所希望者が世界中から殺到しているようで、入会費などは少し高いが、致死薬により穏やかに死ねるようだ。残念ながら、外国でもまだ、行き場のない失業者、ひきこもりなどには安楽死は認められておらず、末期患者のみのようだが、ヨーロッパなどには、日本と違い、失業者らが何とか生活し続けられるような支援制度が整っているのかもしれない。