NO FUTURE NO LIFE
「山野車輪の新刊マンガ『「若者奴隷」時代』(晋遊舎)が相当過激らしい。
内容は表紙以上の過激さで、

「若者が貧乏なのも、結婚できないのも自分に責任を感じるのは大きな間違い!」と断言し、ネットカフェ難民や内定取り消し、ニート、派遣切りなどはの元凶は『世間的には弱者といわれている高齢者にある』と訴えている。

タブーにしばられてばかりの一般のマスコミでは絶対に報道されない内容が展開されている本書は、大手マスコミに不信感を持っている方にこそおススメかもしれない(リアルライブ)」


・・・本のデザイン、売り文句などは、出版社の意向によって決められるようで、株で1億円儲かる、みたいな極端、過激、わかり易い傾向になりがちだが、この本を老人が見たら不快に思うだろう。結局は、選挙投票率の高い老人層に手厚い政策を施す一方で、若者や中年が失業、自殺しようがお構いなしになり、仕事が無くても高額な国保や税金を請求され、それが豊かな老人の生活を支えているのです。

若者は、求人応募の電話で、年齢を理由に断られる事がない分、まだ救いはあるが、一番悲惨なのが30、40代辺りの中年失業者で、正直、社会から必要とされておらず、金も仕事も将来も無い存在で、国の支援も受けられない人が多く、自殺しか道がない状態。


山野車輪と言えば、「在日の地図」も有名だが、歌舞伎町大久保、鶴橋、京都南区、宇治ウトロ・・・全国各地のコリアンタウンを現地取材して、漫画でわかりやすく、細かく説明、問題点が提起されています。