バンクーバー冬季オリンピックで、バンクーバーに在住しているらしい「ジェネレーションX」ダグラス・クープランドを思い出したが、カート・コバーンは、1960年代生まれのジェネレーションXの象徴である。尾崎も同世代か。大ヒットした「Nevermind」には、公式にはクレジットの無いシークレットトラックがあり、発売当初、国内盤には収録されていたが、その後の輸入盤などには削除されていたりのいわくつきの曲で、本当にやりたかったものだろう。仕事も金も無く、将来絶望、希望の無い、自殺するしか手段のない失業者の叫びのようだ、とにかく陰鬱で、重苦しい、ひたすら怒りを感じる。メタル、ハードコアぽっくもあり、最後、重低音のプリミティブな音の塊が解体していくさまは、GURUGURUなどプログレ系にも通じるものがある。