「日研総業からキヤノンの埼玉の工場に派遣されたある若者は、「平均27万」と求人誌にあったものの、手元に残るお金は12、3万だった。ある日、機械に指を挟んで指をパンパンに腫らしたが、医務室で湿布を貼っただけですぐに仕事に戻った。「大丈夫? 」と社員に聞かれて反射的に「大丈夫です」と答えると、「じゃ、労災にしないから。誰にも言っちゃダメだよ」と言われて終わった。また「病院に行けないので社会保険に入れてくれ」と何度頼んでも、日研総業の担当者ははぐらかすばかりだった。
長い休みになると、日研の社員が寮の部屋に合鍵で勝手に入ってきた。「逃げてないかどうかチェックしてる」ということだった(雨宮処凛がいく)
・・・大ケガしても労災は使わせてくれない、求人広告は詐欺、もうこんな企業で働くのも、こんな企業製品を買うのも止めよう。一切無駄金は使わず、最低限の食費だけ使い、この世を全うする、葬式代も全く無い、今の世の中は何かの間違いなのだ、国は奴隷を生かさず、殺さず・・・生き地獄の日本社会、早くこの世に見切りをつけ、来世に希望を見出さそう」