密集地でも「風の抜ける住宅」 | 建築家 廣部剛司 /日々の断章

密集地でも「風の抜ける住宅」

土曜日、竣工して3年目の『浜田山の家』に
アフターケアで伺いました。

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この住宅は、中庭型プランを採用しつつ
冬の太陽高度にあわせて南のリビング棟を設計しています。

リビング棟は平屋で、その屋根勾配を冬至の太陽高度にあわせているのです。

そして、南北に坪庭をとったり、上下に空気が抜けるように
という点をかなり意識して設計しています。

お話を伺うと、この夏の猛暑でも
月の電気代が8000円位で納まるくらいに
エアコンをつけず過ごせたそうです。

密集地でも「風の抜ける住宅」うまく機能しているようです。

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