「平穏死」 10の条件 胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか?/ブックマン社
¥1,400
Amazon.co.jp

先日、ご紹介した本です。
「平穏死」という言葉は、特別養護老人ホーム 芦花ホームの石飛幸三先生が
著書「平穏死のすすめ」の中でこの言葉を用いられたそうです。
この本の中に、先月口腔ケアセミナーで、講演していただいた
摂食・嚥下領域で有名な大阪大学歯学部の野原先生のお名前も出ていました。

近頃、この平穏死、医療、胃ろうなどについての本がたくさん出ています。
死について、普段家族と話しあう事ってあるでしょうか?

介護のことについてもそうですが、どの本を読んでも、最後は、
「自分はどうしてほしいのか、元気なときにこそ話しあっておこう」ということです。

私は、祖母を在宅で看取ることができました。今から12年ほど前のことです。
介護保険が始まってから、すぐに利用することができました。
私が看護師だったということが、この時ほど役に立ったことはありません。

祖母が苦労して建てたうちで、最期を安らかに、家族に看取られ平穏に迎えることができました。
本当に静かに息を引き取り、まるでドラマを見ているような感覚になったぐらいです。

それから父は病院で亡くなり、母は今入院中です。
母のことは、今後も私の中で、ずっと考えていくことになると思います。

まとまりのない文章ですが、今日も読んでいただきありがとうございました。感謝