こんにちは。
名古屋市名東区の地域子育て支援拠点アーチです。
今日はお隣の助産院「北野ミッドワイフリー」から
北野寿美代先生にお越しいただき
「産前産後の相談会」をオンラインで開催しました。
なんと今日は北野先生のお誕生日でしたー
お聞きした話を簡単にまとめました。
悩める親子の子育ての一助になれば!
ここから、北野先生のお話です
よく子育ての悩みで聞かれることは
「寝ない、食べない、おっぱいから離れない」の3つ。
これらは一つのことが原因になっていると私は考えています。
それは、おっぱいを寝かしつけに使うこと。
おっぱい飲まないと寝ないというのは、親子ともに勘違い。
赤ちゃんは眠くなれば一人で寝ていきます。
寝ることを赤ちゃんに任せることが大事。
4ヶ月から夜の授乳はやめてもいいです。
赤ちゃんの寝方は変化していきます。
新生児期はコンスタントに3時間とかで起きる。
その後、生後2ヶ月から4ヶ月ぐらいは夜はよく寝るようになる。
でも突然、4ヶ月ぐらいになると夜中起きるようになる。
赤ちゃんの眠り方が変わってくるからなんです。
4ヶ月以降、明け方に向かって間隔が詰まるような寝方になる。
4時間寝て起きる(意識が覚醒する)、3時間寝て起きる、2時間寝て起きる、1時間寝て起きる、30分寝て起きる、で目覚める。小学生ごろまではそういう寝方をします。
口の中におっぱいがある状態で寝ると、意識が覚醒していきおっぱいがないと泣く。
自力で寝た子は、また一人でに寝ていける。
一人で寝れるようになるまではもちろん泣きますよ。
でも一晩中泣かしておけば、次の日から一人で眠れるようになる場合が多い。
最初は一晩中泣かしとくのでしんどいしハードルが高い。
泣くからと抱き上げると、もっと大変。
今度は抱かないと寝ないようになる。
家族全員で我慢して、一人で寝ていくのを待つ、というのが大事です。
一晩騙されたと思ってやってみて。
「寝ない、食べない、おっぱいから離れない」が全部解消します。
ただ、夜間断乳はお子さんが移動できるようになると
危険で放っておきに
動き出す前にチャレンジすることをオススメしますよ。
入眠の時に授乳をしていると、飲まなくていい母乳を飲んでいるのでお腹が減らず離乳食が進まない。
赤ちゃんはおなかが空いていないと食べません。
本能に忠実に生きているので、おなかが空いていないと絶対に食べないんです。
夜間授乳をやめることで母親の体力的な損失が防げます。
育児は体力も精神力も大変だから、母乳だから、体が大変なわけではないですが。
でも母乳をあげている期間が長ければ、それだけ体力的損失は大きいです。
母乳をあげることが楽しみという方は、あげ続ければいいと思います。
自分にあった方法を選んでみてください。
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北野先生ありがとうございました
アーチでは月1回、北野先生の「相談会」を開催する予定です。
どうぞお楽しみに
北野先生のブログ「それ産婆に聞いてみよう」にも
子育て相談について書かれていますし
北野先生に直接悩みごとを相談することができます。
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北野ミッドワイフリー
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☎︎052-776-5889
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