9月頭からの入院は、おうちに帰りたいという妻の気持ちを組んでくれて、退院の許可が下りました。
10月下旬 51日に及ぶまた長い入院
またまたよく頑張ってくれました![]()
ティーエスワンは1クール途中で中止
副作用の嘔吐がひどく、食事が取れない
肝機能横ばい インスリン61
10月上旬
ティーエスワン 2クール終了 入院中
インスリン170 今までで一番高い
血糖値はリブレ(血糖測定器)でずっとLOW
40以下
普通は昏睡になる低血糖状態だが、体が低血糖に慣れてしまってるので症状が出ないとのこと。
10月末
ティーエスワン 3クール 自宅にて
インスリン85
ガストリン50万 8月中旬37万 9月中旬24万だったので、上昇
LDH982
11月上旬 CT
効果判定
I病院 K先生
ティーエスワンを開始して一旦下がって上がったくらいで肝機能は横ばい
LDHはかなり増えた
肝機能は治療する前よりいい位で効果判定は微妙
ザノサーから変えた意味はあったけど、すごい良かったとは言えません。
9月からの腫瘍は増大
治療
1回目 スーテント 効果なし
2回目 ザノサー 効果なし
3回目 ティーエスワン 効果はあるが劇的ではない
腫瘍は6~8月が急拡大
それに比べると8~10月は微増
肝臓の7割くらいは腫瘍
1週間後を目処に治療の変更をしたいとK先生から。
① ダガルバジン療法
② シスプラチン(又はカルボプラチン)+エトポシド
③ アフィニトール
① 抗がん剤
副作用強い、食欲低下、吐き気
一般的には悪性黒色腫の治療に用いられる
神経内分泌腫瘍の治療には国内では最近使われていない。
世界で探すくらいの件数
効くかどうかはやってみないとわからない
② 一般的な癌に使われる抗がん剤
副作用はかなり強い 食欲低下、吐き気
強い薬の組み合わせ
脱毛
肝臓の大部分に転移してるので、正常の肝臓がもつか厳しい。
既に抗がん剤を2度使っている状態に、3度目でこの治療はハイリスクハイリターン
③ 分子標的薬
副作用 中程度
間質性肺炎になるリスクあり
殺腫瘍効果はない 腫瘍の進行を抑えるもの
今の腫瘍の増大を考えると抑えきれない
綱引きで言うと引っ張られてるのを抑えきれない
今考えられる死因
・低血糖による昏睡状態のまま死に至る
・低血糖になると、細胞の生存環境も悪くなるので、脳死や心停止
・肝不全
①~③どれを選ぶか考えてきてほしい。
治療を何もしないという選択肢もあります。
え💦 うちらが選ぶのですか![]()
お医者さんの立場としても、結果の予想が難しいのでしょうね
妻が突然、ただ死ぬだけなら使える私の臓器を提供したいですと申し出![]()
長期入院も重なり、諦めかけていたようです。
癌の人の臓器を提供することになるので、医学的な問題というより倫理的な問題になります。
心臓は常に癌細胞が通るので、癌をあげることになるかもしれない。
ということで、行われないというのが実態です。
移植したからといって、貰った人が癌になるというわけでもないですが。
唯一角膜は移植可能です。
もう十分過ぎるくらい頑張っているのに、これ以上頑張れというのも酷な気もするし、でもまだまだ生きてほしい…
人生最大の選択をどこを選ぶのが正解なのか…
何とも悩ましい眠れない日々が続きます。