2020年1月

激しい嘔吐、下痢のためかかりつけ医の個人クリニックを受診

十二指腸潰瘍の診断を受ける

何日たっても嘔吐・下痢が止まらないため、中核病院に入院


2020年2月

入院後も症状の改善が見られないため、造影CTを実施。

膵臓1つと肝臓に2つ腫瘍ありと指摘を受ける。

診断名は膵腫瘍

大学病院での精密検査を進められ、T大学病院へ紹介してもらう。


2020年3月

T大学病院で膵神経内分泌腫瘍 NET-G3 の確定診断を受ける

肝転移の腫瘍の数が7個に増えている。

希少がんでセカンドオピニオンを受けるような病気なので、気にしないで他の病院も考えてもらっていいとアドバイスを頂いた。

T医科歯科大学・国立がんセンター・Y市立大等が候補になると提案してもらった。

コロナが出始めたあたりで、東北地方はまだ感染者がいなかったためコロナへの不安があり、そのままT大学病院でお世話になることに。


2020年4月

ソマチュリン注射、分子標的薬スーテントの治療開始


2020年6月

自宅近くで外出中に昏睡状態になり、I病院に救急搬送

翌日T大学病院に入院

ガストリノーマがインスリノーマに病変したと説明を受ける

低血糖対策で24時間ブドウ糖点滴開始


2020年7月

6月から継続入院

ザノサー開始

SASIテストでインスリンを出してる腫瘍を特定して膵臓もしくは肝臓半分切除するということになったが、結果は肝臓全体からインスリンを出しているため外科手術はできない旨説明される。

妻の症状は神経内分泌腫瘍のどの文献にも当てはまらないと言われる。


2020年8月

入院期間が2ヶ月以上に及び、コロナ対策で面会できないので、地元の病院に転院した方が家族とも会えるのではないか? と、主治医の配慮もあり、I病院に転院

民間救急で送ってもらえた。

I病院のK先生より、ガストリノーマからインスリノーマに病変ではなく、併発ですと説明を受ける。


2020年9月

妻はI病院に入院したまま、旦那一人でT医科歯科大学のK先生(夫婦では閣下と呼んでいるため以後閣下)のセカンドオピニオン

かなり熱く、何度もネバーギブアップ

ショックな事もたくさん言われましたが、それでも頑張らないと! 希望を持たせてくれるすごい先生でした。


2020年9月~11月

T大学から継続してきたザノサーは効果がなく腫瘍増大のため、I病院で治療をティーエスワンに変更

低血糖状態も悪いまま


2020年11月~2021年8月

ティーエスワンで腫瘍の増大は止めれたが、縮小には至らなかったため、賭けで一般的な癌に使われる抗がん剤 カルボプラチン+エトポシドに治療変更

脱毛や嘔吐等の副作用はあるが、腫瘍の縮小が見られ、肝機能も改善

その後横這い


プラチナ系の抗がん剤は副作用が強く、これ以上は厳しい。

またPRRTの治療薬の認可が迫ってきたこともあり、PRRT治療を希望

複数候補がある中で、セカンドオピニオンでお世話になったT医科歯科大学の閣下を頼ることに。


2021年9月~

T医科歯科大学と地元I病院 連携してもらうことができ、両病院から診てもらってるところです。