今日は液体窒素を補充してきました

液体窒素は-196℃の、名前の通り窒素を冷やして液体にしたものです


これは実験に使う人もいれば、自分のようにどこぞの機械に入れたりもします

その機械とは、NMR(核磁気共鳴分光法)測定器といったモノ


NMRという名前はまあまず聞く機会はないと思うけど

病院に似た名前の機械があるよね


そう、MRIです

アレはNMRを利用して画像として見やすくした機械で

値段はピンキリだけど、NMRだと、研究室で使ってるのはウン百万なのに対し

MRI はウン千万~数億円もするものまで!

そりゃ病院でMRI 使ったら値段跳ね上がるわけだわw



MRI はそれだけ構造も複雑なので仕方ないけどねー


病院で、MRIをとった人ならわかるけど、必ず言われることがあります

「部屋に入る前に金属製の物は全て外す」

これは何でかというと

原理を説明すると、まず MRI や NMR は超伝導を利用しています



超伝導とは?

「特定の金属や化合物などの物質が超低温に冷やされた時に、電気抵抗が急激にゼロになったり、物質内部から磁力線が排除されたりすること」 wikipediaより一部抜粋



で、なぜ金属の物がだめなのかと言うと、NMRは一つの大きな磁石になっていて

もし金属の物を近づけると…

簡単に言うと、中に入れてある液体ヘリウムと液体窒素がいきなり沸騰して(実際は沸騰ってレベルじゃなく、湯柱があがるぐらいのイメージ)、部屋の中にいる人は酸欠になって死んでしまうというわけです


今度MRIをとる人は、機械のある部屋に金属製のモノが置かれてないことを確かめてみてください

もしあったら、その病院は危険かもしれない…

でも、隣の部屋に機械があるのはOKです。ないと測定できないし、危険な範囲は半径数メートル程度なので。



最初に言った液体窒素は、中に入ってるコイルを常に超伝導状態にするために使ってるわけですね

実際冷やしてるのは液体ヘリウム(-269℃!)で、液体ヘリウムを冷やすために液体窒素を入れてるから直接冷やしているというと語弊がありますが。



そんなわけで、液体窒素は低温だからもちろん危険だけど

それ以上にNMR やMRI の方が危険なのだ!ってことをダラダラ、分かりにくく説明してみました (・∀・)




つまらない話で失礼しまんた

ではでは ノシ