ワイドショーでオカリナを吹いた1年
今年はリモートワークで社内の交流/情報交換機会がすくなったこともあり、アプリボットワイドショーというzoomの社内コンテンツ企画が社内で定期的に開催されました。
ありがたいことに何度もお声がけ頂き、1コーナー分オカリナを吹いたりしていました。
少しでも皆さんの楽しみに繋がっていたら幸いです。
(ワイドショー用に買った2万円のオカリナ)
オカリナは真面目に準備、練習する
社内コンテンツで吹くために始めた楽器なので、演奏スキルは小学校のリコーダーに毛が生えた程度しかありません。
とはいえ、適当な演奏をしていい理由にならないので
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森田からお題をもらう
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期待に答えられる曲を考える
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音取りを妻に協力してもらう
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本番緊張で飛ばないよう繰り返し練習する
の順で、出番3分くらいに3,4時間かけて準備しています。
(さすがに最近は慣れて準備時間は減ってきましたが)
入社以来、数々の楽器を社内で演奏してきましたが、大体同じスタンスでやってきました。
会社でオカリナを吹き続ける理由
感情の共有がワンチームを作る
同じものを見て「感情」をみんなで共有することが、同じ目標に向かって本気で立ち向かえるチーム/会社を作ると思います。
事業的に正しい目標であっても、感情がワンチームでないと響かない
朝会等で重要な目標を共有する際、「あ、今この人に響いてないな」と思う瞬間があります。
でも朝会で伝えられたメッセージは非常に的確で、全チームメンバーが念頭におくべきものだったりします。
なぜ響いていないかを考えるに、一つの理由が「絶対このプロジェクトをこのチームで成功させてやろう」というチーム全体で感情の共有が十分でないことが一因だと思います。
コロナによる業務連絡以外のコミュニケーションの激減による打撃が大きい部分です。
感情の共有はどうしたら出来るのか
同じ場や同じものをチームみんなで見て、感情を分かち合うことだと思っています。
必ずしも業務に直結している必要はありません。
飲み会や総会、各プロジェクトで行われる新卒コンテンツなどがその例です。
(今いるプロジェクトの新卒コンテンツが面白くて、かつみんなで楽しめているのがとても良いと思っています)
業務に直接的に関係ない内容で、長く定期的に感情を共有していることでワンチーム感が醸成されて行きます。
アプリボットワイドショーはその中でも会社全体での取り組みであり、会社のみんなで感情を共有出来る場であり続けることが、コロナ化においても会社がワンチームであり続けるための一助になると思っています。
オカリナを適当に準備したら、「合理的に消化したタスク」になってしまう
オカリナを吹いてて、たまに
「業務は別にあるのに大変だね〜」
と声をかけられたりします。
エンジニア業務とは全く関係ないのでそう見えるのはもっともなのですが、
「義務感でオカリナを吹いている」
ように見えてしまうと、大変そうという感情しか出てこなくなり、
「コンテンツをみんなで見て感情を共有している感」
がなくなってしまいます。
「オカリナを吹かないといけないから適当に間に合わせた演奏」
と
「楽しんでもらうために真面目に準備した演奏」
は目に見えて違うし、見てくれた人が抱く感情も変わるので、毎度真剣に取り組んでいます。
だから今年もオカリナを吹く
「オカリナを吹く」という行為でなくても良いのですが、
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チーム/会社みんなで盛り上げる場に貢献する
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他の人が頑張って用意したものは全力で楽しむ、応援する
ようで引き続きありたいし、そういう仲間を増やしていきたいと思っています。
2021年の楽器環境アップデート
新年明けたし何か新しいものを仕入れようと思い、プラスチック製最安値の篠笛から、
篠笛の製作過程で大量に廃棄されている竹クズと、グラスファイバーを混合した新素材の篠笛に変えるべく、ネットで注文しました。
エコロジーかつ前衛的ですね。
2021年吹くのが楽しみです。