どむっ
直「はー」
「楽しかったな!」
なず「ですね 夢中になりすぎて結局どっちが勝ったかわからなくなりましたね」
直「なー はは」
「は……」
ぽた た……
なず「センパ……」
直「……ごめんな なず」
直「オレ バスケ好きだし
本当楽しいと思うんだ」
「今も すげー楽しくて」
「でも、バスケすると楽しいと思った後にどうしても」
「雛を思い出す」
「ーそれが つらい」
「だから部活 やめたんだ」
センパイの涙 ふるえた声
初めて見て 聞いて 思い知らされる
雛センパイへの 想いの強さを
でも 直センパイは生きてるんだよ
雛センパイと一緒に 止まってては
いけないんだよ
だから
なず「なんでですか?」
その想いは抱えて 歩いて
なず「思い出したら いいじゃないですか」
「泣いたっていいじゃないですか」
「それともセンパイは……っ」
「雛センパイを思い出すことから逃げ続けるんですか?」
直「ーなんで なずにそんなこと言われなきゃなんねーんだよ」
「関係ねぇだろ」
関係 ない
