『Infinite Flight』での視界不良 Soloモードでの訓練フライト

緯度・経度を直接入力して作成したRNAVのルートに従ってアプローチ、気象条件は着陸決心高度(DA)ギリギリでの滑走視認となるよう設定します。

 

富山空港への着陸は多少の追い風でも富山湾から進入してRWY20に着陸のようです@Filghtradar24

今回は北寄りの強風で設定の為 RWY02を使用となりますが 、視界不良で周回路を使ってのビジュアルアプローチが出来ません。

その為 オートパイロットを使ってRNAV RWY02 で着陸することにします。

 

RNAV RWY02は

MEDIC を3,000feet以上で通過NT250に向かいそこから左旋回でOWATAを3,000feetで通過, NT251@723、RWY02 のルートです。

 

GNSS(GPS)とRF が必要とされています。円弧状にルートを設定するRFはInfiniteflight には実装されていないので緯度・経度を入力してポイントを作成し、模擬的にやってみます。

 

DAを確認します。

高度451feetで滑走路が見えなければ着陸できません。

 

さてフライトに進みます。

気象条件のセットはSolo mode でしかできませんので今回はこのモードでのフライトになります。

 

フライトプランは以下(RJNTから離陸・着陸とします)

RJNT MEDIC NT250 OWARA 3634n/13706e 3635n/13710e NT251RJNT

 

OWATA/NT251間は緯度・経度で数値入力してポイントを設定しています。

但し小数点以下の入力は出来ないのでこのようなラフな感じになります。

 

MEDICで鋭角に曲がってますが、離陸後しばらくしてNT250に向かいますのでこのままで結構です。

NT250を『ACT LEG』に変更してNAVモードにした時に最初に向かうルートとしておきます。

 

気象条件の設定

Visibility ;1km

Winddirection;20°

Windvelocity;15kts

 

Visibility は1km設定付近でバーをスライドさせ滑走路端が見えない程度に調整しておきます。

 

高度を3,000feetに設定してRWY02から離陸、200feet超えたらHDGをセットし滑走路方位で直進

滑走路は2/3程度は見えていて離陸には支障ありません。

ピッチを安定させたらオートパイロットで高度をセット、速度は170-180kts程度でセットしておきます。

 

青印の空港サークルの辺りまできたらで『NAV』を選択、NT250に向かって左旋回を始めます。

高度が上がると雲の中に入って地上の目標物は確認できない状態になります。

 

NT250を過ぎOWATAポイントで高度800feet, 降下率800feet/min で降下を始めます。

 

ここから注意ですが、残念ながらオートパイロットを続けているとNT251を過ぎても滑走路にアラインしてくれず左にずれたままとなります。

そこで3634n/13706eポイントを過ぎ、NT251に向かったところで全てのオートパイロットを切ってマニュアル操縦に切り替えます。

山があるのですが視界不良で確認できません。高度とルートを確実に守っての飛行が必要です。

 

高度1,000feet;

まだ滑走路の確認は出来ません。

グライドスロープ、ローカライザーはキャッチしているのでインジケータを見ながら旋回・降下を続けます。

 

600feetでもまだ見えません。

451feetで滑走路が確認出来なければ着陸できませんのでゴー・アラウンドの手順を頭の中で確認しておきます。

 

 

500feetでうっすらながら滑走路端が確認出来ましたので着陸進入を続けます。

 

300feetを切ったところ。

この前からはっきり滑走路は視認できていましたので問題無く着陸可能です。

 

このままゴー・アラウンドで繰り返しトライも可能です。

 

DAの451feetで滑走路が確認できない場合はミストアプローチのプロシジャーに従って『MEDIC』 で天候回復を待ってのホールディングか、降りることのできる空港にダイバートの判断をしなければなりません。

今回は訓練フライトですが路線で飛ぶ時は、ワーストを考慮するとアプローチのトライ分と出発空港に戻れるだけの燃料を積んで行く必要があります。