『リメンバー・ミー』
原案・監督はリー・アンクリッチ
総指揮にジョン・ラセターというピクサー気合い入りまくりの本作!!
観に行かないわけにはいかないでしょう!とnew openしたTOHO日比谷にて鑑賞。
同時上映は『アナと雪の女王 家族の思い出』
死後の世界を描いたフィクションは数あれど
「とある設定」が意外と今までにない設定で響いた!!!
人は二度死ぬ、肉体的な死、そして人々から忘れ去られた時に訪れる精神的な死。
神曲「リメンバーミー」が持っているもうひとつの意味に気付いた瞬間は、前出の小学生たち同様、僕も目頭が熱くなりました。
広く愛された芸術も、創作の原点は物凄く個人的なモチベーションだったりします。そういう事はままあるだろうけど、日本人はそういう部分って隠しがち。
本作の原題『Coco』はストレートでイケメンなタイトルだけど、ピクサー映画の原題ってやっぱ日本人には馴染まないなぁと思う。
例えば
『レミーのおいしいレストラン』
原題『Ratatouille(ラタトゥイユ)』
『カールじいさんの空飛ぶ家』
原題『UP』など。
ピクサー映画のタイトルは楽曲のタイトルの様に、メッセージ性が強かったり抽象的なものが多い気がします。
対して、ウォルトディズニージャパンの配給は物語を想像させる様な、ストーリーに即したタイトルを邦題としてつけている様に感じます。
今回の『リメンバー・ミー』はそのまま曲のタイトルが物語のメッセージ性も帯びていたので、そのまま邦題として引用したみたいですね。やはり神曲!だな!!!
最後に…
死者の国と現世とを繋ぐ、マリーゴールドオレンジの橋。
現アメリカ大統領の、メキシコ国に対する政策のアンチテーゼの様に僕には見えました。実際にはこの映画の企画は7年前から始まっているらしいので、全くの偶然にはなるのですが。そういう偶然を引き寄せるところも持っているなぁと。
昨年度、アカデミー賞外国語映画賞『セールスマン』の授賞式ボイコットも記憶に新しいので、オスカーと政治というのはなんとなく切り離せなくなってきている。そんな中での長編アニメーション部門の最優秀賞受賞!胸にグッとくるものがありました。

