本日7月8日に、米林宏昌監督の待望の新作「メアリと魔法の花」が公開されました。
ジブリを退社してから初の長編アニメ作品ですが、そのジブリ最後の作品「思い出のマーニー」

2014年に公開されたあの作品は、僕の心の琴線に触れ、「同じ映画を2回以上見ない」という従来のルールをアッサリと覆し、3度も見たほどなのでした。
それくらい救われた、ジブリでも大好きな作品。。


当時の記事でも見てってよ↓
http://ameblo.jp/hiroaki1102/entry-11925098476.html


今回の「メアリと魔法の花」は、「思い出のマーニー」とは正反対のファンタジー映画です。
(一足先に試写会で見てきましたw)

 


なので、宮崎駿監督作品に作風が近いし、「マーニー」のようなメッセージ性はないので単純な比較はできませんが、とてもわかりやすくて、めっちゃ絵が綺麗♪

ぜひこの夏におすすめしたい作品ですね。
あ、14日には地上波で「思い出のマーニー」が放送されるので、こちらもチェック^^


で、本題はこの「メアリ」の主題歌を担当するSEKAI NO OWARIについて。
「RAIN」と題するこの作品は、セカオワらしい優しい歌になっていて、とても映画にあってます。
既にこの曲で紅白歌合戦に出る姿が目に浮かびます(笑)

 

 

 

 

 


映画を観て、余韻に浸ってたところ、この「RAIN」のクレジットで目を疑う文字を発見しました。




編曲 SEKAI NO OWARI  小林武史





んんん???



えぇぇ!??



曲は続きます。
下から上へゆっくりと流れるクレジット。


え、ちょっと待って。
いま確かに「小林武史」の文字があったよな??

セカオワと小林さんが一緒に音楽をやるなんて情報、聞いてないぞ!!笑


上記の文字を見てから上に流れて消えるまで、10秒もかからなかったでしょうか。
3度見くらいしました。

試写会後のツイッター検索でもそのことについて話題にしている人もおらず、歌番組でも小林さんのことには触れず(笑)
こういうとき、確かに文字を見たんだけれども、だんだん自信がなくなってくるものなんですねw

もちろん検索しましたよ、「RAIN 小林武史」とかで。
でも出てくるのはSalyuの関係ない曲がヒットするくらいで、本当に確信が持てませんでした。




でも、フェイスブックにインタビュー記事が出てて、そこにしっかりと「小林さんとつくった」とメンバーが発言しているので、間違いないです。
ぜひお読みください。
https://www.facebook.com/OfficialPageSEKAINOOWARI/posts/1819295781420337
https://www.facebook.com/OfficialPageSEKAINOOWARI/posts/1821118151238100
https://www.facebook.com/OfficialPageSEKAINOOWARI/posts/1822005171149398


Nakajin 小林武史さんにストリングスのアレンジをしてもらったんです。すごいんですよね。最初から鳴っているんだけど、緩急があるっていう。素晴らしいですよ。

Fukase 元々プリプロでアレンジしているときから俺の中では「小林武史プロデュースっぽく」っていうコンセプトがあって。それを一回やってみたんですけど、Nakajinが小林さんっぽくしているっていうのが、あんまりクリエイティヴじゃないなと思って。だったら小林さんにやってもらうのが一番いいじゃんと。



んーなるほど。

僕の想像通り、小林さんが編曲したところはバックのストリングスのところのようでした。
何故そう思ったかと言えば、逆にいえばストリングス以外のところは従来のセカオワのサウンドだと思ったから。

小林さんって、良くも悪くも「オーバープロデュース」的なところがあって、ミスチルやサザンのイントロもそうだし、最近でいえばback numberの「ハッピーエンド」「クリスマスソング」「ヒロイン」いずれをとっても、

あぁ、小林さんのスパイスが入ってる

とわかる。
でも「RAIN」に関していえば、セカオワのスタイルを尊重したのか、本当にバックのストリングスの盛り上げ方のアレンジに徹していて世界観を邪魔していない印象を受けました。
とても優しい歌で僕は好きです。


最近の小林さんのプロデュースアプローチが凄い。。

back number、スガシカオ、ACIDMAN、秦基博(企画モノ)、クリープハイプ(企画モノ)etc...

ミスチルから離れて暇になったのか。。笑
でも、コバタケジャンキーの僕としては嬉しい限りです^^