中学生のときはB'zが好きでした。
今はあまり聴かなくなりましたが、それでも


B'zは世界に誇れるロックバンドである


と思っています。
稲葉さんの高音シャウトは真似しようと思っても出来ないし、松本さんのギターテクに関してはギターのことを知れば知るほど凄さというのを痛感します。


数多くのギタリストの中で唯一判別できるギターソロ


であります。
早弾きのテクニックの凄さ、それでいて個性的に曲を盛り上げる凄み、といえばいいのでしょうか。
前置きが長くなりました。


B'zの曲のほとんどは作曲松本さん、作詞稲葉さんが担当しています。
(すべて、と言わないのはデビューアルバムに1曲だけ作詞と作曲がそれぞれ別の人の曲があるのです!)
今回は稲葉さんの作詞家としてのセンスについて話しますが、一番の強みは



インパクトあるタイトル



だと思います。



愛のバクダン
ギリギリChop
ミエナイチカラ




たいていの曲のタイトルフレーズがサビの頭で使われるので覚えやすいですよね。
(ほら、タイトル聴いただけで曲が流れてきます・・!)

さらに英語に堪能で英語詞まで書けちゃうという非の打ち所のなさ。
そんな稲葉さんもデビュー当時は苦労したといいます。
確かに2rdアルバム(OFF THE LOCK)あたりは手探り状態であることが露骨に伝わってきますし、本人もあまり聴きたくないほど恥ずかしいそうです。
BAD COMMUNICATIONでブレイクしたあたりからだんだん独自のスタイルを確立していきます。

そして、すごいタイトルのインパクトを持った歌を発表しオリコンで初登場1位を記録します。



太陽のKomachi Angel



松本さんをして「以降どんなタイトルがついても驚かない」と言わしめたそうです。
このタイトル、作詞センス、メロディ、いずれも僕はかなり大好きです。

「Komachi Angel」という、とても惹かれるフレーズを思いつくセンスに感服です。
「やや乱れてYo!Say!」「いざ今宵酔わんI love ya my Angel」と古典的な言葉を引用するのにもすごいな、と思わされます。

この曲からオリコン初登場1位の記録がギネス記録として続いています。
何度か1位が危ういことがありましたが、最近はCDが売れない時代ですので固定ファンがいる限りこの記録は続いていくことでしょう。
これからも、日本最高のロックバンドでありつづけてほしいなぁ、と思います。


さらに余談ですが、僕が一番好きなB'zのアルバムは『IN THE LIFE』(1991年)です。
ポップなB'z、最高!!