村上さん、残念でしたね。。。


村上春樹氏、ノーベル文学賞ならず、下馬評有力もハルキストがっくり
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121012-00000027-sph-soci



僕は音楽バカである一方で、本はほとんど読まないのですが、唯一好きな作家さんが村上春樹さんなんです。
独特の言い回しの世界観に、何とも言えない読後感・・・。
そして読んだ後一応はわかったような気になるものの、説明しようとするとできないという(笑)


僕のお気に入りベスト3の、村上春樹作品レビューをしましょう。


ノルウェイの森

「100%の恋愛小説」と謳い、大ベストセラーになり、村上春樹作品の代表作として名を知られた名作中の名作。主人公ワタナベを巡る、複雑な人間模様、息苦しさを繊細に描いた作品。あまりにも人気が出て実写化に至ったが、原作に忠実になりすぎて賛否両論(僕は否定側w)。村上作品の実写化が難しいと感じると同時に、実写化にはある程度の脚色が必要だと感じた。

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)/村上 春樹

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1Q84 BOOK 1~3

長編大作としては、最新作の「1Q84」がオススメ。社会的風刺の要素もあり考えさせられるうえ、究極の愛の物語である。暗にオウム事件について風刺、問題提起している点、実に深い。BOOK3が出たとき、新たに牛河の視点からも物語が進んでいて興味深かったのを覚えている。

1Q84 BOOK 1/村上 春樹

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海辺のカフカ

構成としては、2つの物語が同時進行に進められ展開する。「ノルウェイの森」ほど話が重くなく、また読みやすさでいえば村上作品では上位の部類である。2つの物語の共通点が見えてきたときの爽快感は心地いい。

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)/村上 春樹

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ほかにも「ダンスダンスダンス」とかは結構面白かったです。
難しいなーと思ったのは、「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」。
そして「長っ」と思って挫折したのが、「ねじまき鳥クロニクル」。
いろいろ読んでんな、自分。


・・・書いて気付きましたが、





文学のレビューはダメだ(笑)





・・・やっぱり音楽ブログでいこうと思いますので、よろしくw


村上さんといえば、先日朝日新聞に、昨今の日中問題についての寄稿をされていて、ものすごく興味深かったのを覚えています。
その文章にいたく感銘を受けた僕はそれについてのコラムを執筆していたのですが、ネットという特性上UPするのを躊躇しておりまして時期を逸していたわけですが・・・。
せっかく書いたのに御蔵入りはもったいないと思うので、一応あげました。
興味ある方はご覧くださいませ。


【コラム】村上春樹氏の朝日新聞への寄稿に思う


しかしまぁ、ノーベル賞の選考基準はいったいどうなってるんでしょうなぁ~。
ウェディングソング / 斉藤和義







告白しますが、僕は不眠気味になることがよくあります。
自律神経のバランスを崩し、体は疲れているのに目が冴えてしまうという・・・。

この病める現代社会できっと不眠に悩む人は多いでしょう。
患者さんが多いのは喜ばしいことではないですが、同じ悩みを抱えてる人がいるというのは多少の救いを感じるという、自己勝手な感情を抱いてます。
でも、己の体がいちばん大切ですからいいですよね。

僕ね、愛だの絆だの大切とか言う前に、思うことがあるんですよ。



この世で一番大切なのは健康である!!



・・・と。
健康があってこそ、普通のことができるわけでね。
口内炎が出来ると歌が歌えない、とかね(笑) ←これはちっちゃいw

僕の人生の大きな決断といえば、○○大学に入ったこととかじゃなくて、23歳のギターを始めたことですが、もし仮に右手を失ったら僕はどう思うだろう?



僕の右手を知りませんか?



と、ブルーハーツのように叫びまりそうですw
笑えない話ですけどね。


本題ですが、広橋真紀子さんという方は、ヒーリングミュージック専門に演奏されている方です。
僕が眠れなくて困っているときに出会って、安らかな気分になったのを覚えています。

心に優しいオリジナル曲から、J-POP、ミスチルや嵐から韓流ドラマ主題歌まで、さまざまなジャンルを演奏されています。
ほんとうに心が洗われますので、是非是非手に取ってみてください!



悩める同士たちに捧ぐ―



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東京にもあったんだ / 福山雅治




更新停滞でお気づきのとおり、プライベートで忙しくしてました(爆)
ちょいと疲れ気味であり、なかなか他人様の記事にコメントしたりピグでお手伝いする余裕はしばらくなさそうなので、そこんとこよろしくですw

そいでですね、今日は珍しく音楽じゃない話をしようかなと。
東京へ行く用事があり、興味があったので行ってみたんですよ。


生まれ変わった東京駅を見に!


ニュース等で報じられているのでご存知の方も多いと思いますが、東京駅が大正期の創建当初の外観に復元されたんですよ。
僕は基本的に流行りものに流されまいとあがく性格なんですが、一方でみんなが興味があるものは一応見ておきたいと思う気持ちもありましてw
カメラ抱えて行ったわけです。

・・・で、これが遠目の外観↓

東京駅1




もっと近寄ってみましょう。


東京駅2


逆方向から。

東京駅4




これがベストショット!


東京駅5





・・・ここで僕は思ったんですよ。



いったいどこが変わったんでしょうか(笑)??



うーんとね、東京駅に一度でも行かれたことがある方はわかると思うんですが、前からこんな感じでしたよね?
これは、本当に関係者や駅マニアの方しかわからないんじゃないでしょうか。
だってね、


Beforeが思い出せない


んですよ(笑)
復元に尽力された方、申し訳ない!

あーでも、中はとても良かった!


東京駅5




天井のほうはこんな感じ。


東京駅6



Beforeがわからなくて申し訳ないのですが、すごく思いがこもってるのがよくわかります。
忠実に再現、をこだわったのでしょうから本当に素晴らしい。
現にミーハーだろうがなんだろうが、僕みたいな鉄道の駅に興味がない者まで魅了しましたし。


このブログをご覧の方には東京にあまり縁がない方もいらっしゃるでしょうから、もし来られる機会がありましたら、是非是非足を運んでみてください。



東京駅7




僕みたいなミーハーな人がたくさんいますよ(笑)



写メ撮ってる人、何人いるんだろw?





最後に、京葉線の駅のホームの遠さはどうにかならないものか、と苦言を呈して、この記事を終えることとしますw
「秋風黄昏~2012秋ver.~」




秋を意識したインストです。
季節はもう秋。
風に吹かれて、その風が冷たくて、夕日が赤くてまぶしくて切なくなる。
だからこそ「秋風黄昏」


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この曲は、ブログを始めたての頃に作ったもののリメイクバージョンです。
http://ameblo.jp/hiroaki1018/entry-10681186144.html

あの頃は、初めての打ち込みの勉強の成果、という意味合いが強かったんですが、時間も経ちましたしかなり聴きやすい感じに進化しているかなぁなんて思ってます。
いま聴くと昔の音源が恥ずかしかったりするのですが、まぁ、それはそれでいいよね(笑)


「秋風黄昏」で、秋を感じてください。
村上春樹さんが朝日新聞に、昨今の日中関係、日韓関係についての見解を、朝日新聞に寄稿されていました。


村上春樹さん寄稿 領土巡る熱狂「安酒の酔いに似てる」
http://www.asahi.com/culture/update/0928/TKY201209270753.html



また、別記事より転載。


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村上さんは、中国の多くの書店から日本人著者の書籍が姿を消したという報道に接し、「少なからぬショックを感じた」としながらも、

「中国側の行動に対して、どうか報復的行動をとらないでいただきたい」「もしそんなことをすれば、それは我々の問題となって、我々自身に跳ね返ってくるだろう」

と訴えるとともに、今回の問題により、東アジアの国家間で長年の努力の上に築かれてきた「魂が行き来する道筋」、すなわち文化交流が破壊されることへの危惧を示している。


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この寄稿についていろんなご意見があろうかと思いますが、村上さんのおっしゃってることはすごくよくわかる。
ネットではどうも過激な意見ばかりが目立つので言いにくのですが、僕はずっと

「政治と文化は別である」

という考えを抱いてます。
中国や韓国とは相容れない関係であることは重々承知のうえで、辛うじて何か心のつながりを持てるものがあるとすれば「文化」が最も大きいと思うんですよ。

村上さんがショックを受けたというのは、中国国内で起こった出来事が日本人の理解できる、または歩み寄れる範疇を超えてることから来ていることが大きいかと。
日中友好のために尽力してきた文化人は、これまでもかなり多かったはず。
SMAPなどのアイドルグループも現地で活躍してましたし、


「悲しい過去を乗り越えて・・・」


のように痛みに寄り添った発言をすることで現地の人を感動してきたこともありました。

それが理解に苦しむ「反日」の暴動、行動により、本当に台無しになってしまった。
いくら日本人が「政治と文化は・・・」と言ったところで、相手がそうでないことが自明なのだから、これは相容れる望みもなくひたすら悲しい気持ちしか沸き起こりません。

村上さんの訴えについてですが、これも同感です。
たとえば日本人が反日デモの報復として、中華料理屋を襲撃する事件が起きたら、それは許されない暴挙です。
今のところそういった事件も起きず、他国の国旗を燃やさないし、これこそが日本人の誇りではないでしょうか。



同じく反日といえば、韓国についてですが・・・。
竹島問題で日韓問題が冷え込む中、こんなことがありました。

日本でも人気のK-POPグループ、KARAに対して、韓国マスメディアがこう質問したのです。


「竹島問題についてどう思いますか?」


メンバーは日本にもファンがいることを意識しはぐらかしたが、これに対してネット上では怒りの声があがったという。

・・・こちらも、理解が出来ない。
歴史問題や領土問題を一旦は置いておいて交流しましょう、というのが文化だったはずで、それを意図的に絡めようとした韓国メディアに呆れ返ってしまったのです。
どうもこの国は、親日と言おうものならネットで異様に叩かれる悪習があるようで、文化交流の妨げになっている気がします。
韓流タレントがネットで叩かれて自殺に追い込まれるというのも、なんかわかる気がする。


この相容れない問題についてはこれからも続くでしょうが、文化交流を続けたいと思う人はいるはずで、是非頑張って欲しいと思います。
文化は国境を超える、と信じて。