閑歳孝子さんの授業
プロフィール :
1979年生まれ 慶應義塾大学SFC2001年卒業 株式会社zaim 取締役
講義内容:
①お金とは?・・・取引・譲渡・記録が可能な社会ツール。他者が信頼するための社会的な客観的な尺度。←ここでの「客観的」とは、国民全員が信用して使っていること。
②お金を稼ぐには?・・・自分が夢中になれ、お金になるテーマはなにかを考えて、それを仕事にする。夢中になれるものが見つからない場合は、少しでも人より難なくできること、ストレスを感じにくいものは何か考えてみる。仕事には4タイプある。(図1)
③お金って一生でどれだけかかるの?・・・四人家族の場合は、約4.3億。独身の場合は、約2.8億かかる
④お金を持つとは?・・・財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴う。お金を持つほど幸せになる年収は7.5ドルまで。「体験」、「他者」のために使うと幸福度が高まる。
渡辺健太郎さんの授業
プロフィール :
Takram コンテクストデザイナー、慶應義塾大学SFC特別
講義内容:
①コンテクストデザインとは?・・・一人一人からそれぞれの「ものがたり」が生まれるような「ものづくり」の取り組みや現象を指す。読み手や消費者が創作者となる。作り手と使い手の境界線を超えた新しい取り組み。
②弱い意思と偶然・・・弱い意思とは、「曖昧でいいから考え続けること」、偶然とは、「自分の意思と行動の外からやってくるもの」渡辺氏は、学生時代、様々な「幸運」とも言える偶然に出会してきたが、偶然は「運」ではない。関心の外に関心を持ち、自分で出来事同士を結びつけることができたからこそ偶然を物にできたのであった。
③コンテクストデザイナーが目指すもの・・・解釈が使い手の判断に委ねられるような「弱い文脈」に補助線を引き、誰もが、鑑賞、解釈、創作をスムーズに行えるようにする。誰もがアーティスト。
千葉功太郎さんの授業
プロフィール :
慶應義塾大学S F C特別招聘教授、エンジェル投資家、D R O N E F U N D創業者・代表パートナー、千葉道場ファンド ジェネラルパートナー
講義内容:
①N E W N O R M A Lな世界へ・・・これからはコロナウイルスとともに生活していくwithコロナの時代になる。そのような中で、リモートワークやドローンでの配達、モビリティーがnew normal な生活となる。
②ドローンの可能性・・・長距離、中間物流、戸別配送、子供の見守り、ワンコの散歩、自動追尾野日傘ドローン、農業用ドローン(農薬散布や生育診断)、インフラの点検の自動化・遠隔化、暗所点検サービス、リモートツーリズムなど
③ドローンの社会実装に向けた取り組み・・・ドローンを複数同時に遅れがなく動かさなければいけない→5Gの徹底活用を推進。さらに、法・規制整備も公共政策活動を通して、進めていかなければいけない。また、社会受容性の向上のため、積極的な広報活動も必要。
④S F Cスピリッツとは・・・「起業家精神」起業家精神とは終わりのない旅を生きること。そのためには、①視座から、徹底的に未来を妄想して、その解析度を高めること。 ② 誰にも嘘のつけない客観的な目標を立てること。③ 目標からの逆算でタスクを明解にすること。④時間の投資を強く意識すること の4つが大切。
柳沢大輔さんの授業
プロフィール :
⾯⽩法人カヤック 代表取締CEO、1974年 香港生まれ 慶應義塾大学 環境情報学部出身 。
講義内容:
①面白法人とは・・・面白いことはなんでもやっている。面白広告から漫画・アニメ、ゲームにesportsなど幅広い。U K高やうんこミュージアムなどうんこをテーマにしたものも多数ある。
②面白法人の理念・・・企業理念=存在理由、経営理念=戦略の源泉。企業理念:1、まずは、自分たちが面白がる。2、周囲からも面白い人と言われる。3、誰かの人生を面白くする。経営理念:作る人を増やす。自分が主体的に関わっているという実感を持てば、ますます好きになるし、楽しめるようになる。
③ブレーンストーミング・・・面白法人が採用している発想法。集団でアイデアを出し合う。そのことで既成概念に囚われない自由な発想でお互いを刺激し、さらに創造的なアイデアを生み出すことができる。ブレストには2のルールがある。1つ目は、仲間のアイデアに乗っかること。2つ目は、とにかくたくさんの数を出すこと。
松尾卓哉さんの授業
プロフィール :
株式会社17設立 慶應義塾大学出身 cm作成
講義内容:
①教訓1・・・学生時代は就職したらできないようなことをやる。仕事をやっていく中で自分を信じることが大切。大人になると難しい。自分を信じることで自信を持てる。自信のない奴の話は誰も聞いてくれない。
②教訓2・・・焦らなくてもよい。自分のタイミングがある。S F Cに入ると、成功しなければいけないとか、企業しなきゃいけないと焦ってしまうが、自分のタイミングが大切。大切なには自分を耕しておくこと、運を呼び込むこと。←松尾さんは色々なアルバイトをした。
③教訓3・・・全てのビジネス・商いで大切なのは、「人の役にたつ」こと。
門松貴さんの授業
プロフィール
内閣官房長官秘書官、1971年生まれ、慶應義塾大学 環境情報学部出身
講義内容:
①官房長官の1日・・・毎朝6時30分にお散歩、その後政治家、マスコミ、企業の方々と意見交換、11時に毎日定例の官房長官会見、1時に国会に入り答弁、16時から午後の長官答弁が始まり18時ごろ終了。これが平時の時のスケジュール。緊急事態ではもっと忙しい。
②作るために壊す・・門松さんがやったのは、1、「文系・理系の壁」を壊すこと。2、「組織の壁」、「規制の壁」を壊すことだった。門松さん自身、自分が文系か理系かわからなかった。そして受かった大学(S F C)、職業(経産相)ともに理系か文系かわからないような人が活躍できるものであった。またI T政策がかなり非効率に行われていたため、I T戦略本部を作って全体の取りまとめを行った。さらに規制改革で「古い規制やしがらみ」を壊した。
③実際に行った政策・・・1、自動車燃費の基準 2、自動翻訳
江渡浩一郎さんの授業
プロフィール :
産業技術総合研究所 主任研究員/メディアアーティスト
講義内容:
①大学1年生でやるべきこと・・1、自分なりのテーマを見つける。未来では当たり前になっている、今は誰も信じない、自分だけが知っている真実とは何か。2、仲間を見つける。自分の興味あるテーマで勉強会を立ち上げてみる。3、大学の外に活動の場を見つける。学外で、他大学の人、社会人と交流し、できれば一緒に仕事をする。
②S F Cで何をしてきたか・・・1、自主相磯研の立ち上げ。「環境情報とは何か」について議論し、冊子にした。それを翌年、新入生全員に配布した。2、外部団体に参加し、ゲーム製作を行った。S F C在学中、ジョイメガファイトを制作。3、web普及活動を行った。S F Cの公式Webサーバーを立ち上げ、同時に学生が誰でも自由にホームページを持てるようにした。
③これまで何をしてきたか・・・先端的技術を用いた芸術表現、メディアアートを行っている。また主に、ユーザー参加型研究の場、ニコニコ学会βで自身の研究を進めている。
平尾丈さんの授業
プロフィール :
株式会社じげん 代表取締役 社長執行役員C E O、1982年東京生まれ、慶應義塾大学環境情報学部生まれ。
講義内容:
①起業家としての生き方・考え方・・ロールモデルを見つけて、理想を知る。起業は3Cの魅力がある。1.change 2.challenge 3.chance である。1は世の中を主体的に変えることができ、2は仲間とともにダイナミックな挑戦ができること3は人生の選択肢が増え、可能性が広がることである。起業家に必要なマインドは、リーダーシップ、当事者意識、圧倒的なエネルギー量だ。また考え方としては、パターン認識力、メタ認知能力が必要になる。
②起業するまでに行ったこと・・・1、「will」ライフビジョンを描き、2、「skill」ポータブルスキルを習得(実践能力と総合力を磨く)、3、「action」圧倒的な質量変換(インプット、アウトプット。具体的には、社会人とあう、学外へ営業する) このサイクルを繰り返すことで起業をしてきた。
③これまで何をしてきたか・・・在学中はとにかく学外の時間はアウトプットに時間を費やした。資金集めや仲間集めにかなり苦労した。
小林正忠さんの授業
プロフィール :
SFC1期生 25歳で楽天創業 子ども5人の父親
講義内容:
①SFCでの挑戦・・・1、イベント多数。七夕祭、体育祭、夜の学校、Take Off Rally(SFC版卒業式)等。2、制度づくり、24時間キャンパスを考える会、キャンパスライフ満足度調査。
②SFC後(楽天での)の挑戦。・・・
・97年 楽天創業(創業メンバー6人中3人はSFC卒業生)
・99年 営業本部立ち上げ
・00年 株式上場
・01年 正忠奨学金をSFCに設立
・01年 大阪支社立ち上げ
・03年 マーケティング本部立ち上げ
・06年 国際事業準備室立ち上げ
・10年 英語化(TOEIC320点からのスタート)
・11年 第二楽天立ち上げ準備(3.11対応)
・12年 米州本社立ち上げ
・14年 APAC代表
・17年 Chief People Officer 19年 Chief Well-being Officer
③挑戦からの学び・・・1、出来るか出来ないかではなく、やるかやらないか
2、挑戦しなければ(やるを選択しなければ)何も始まらない
3、批判の大半は挑戦していない人の声(だから、そこまで気にするな)
駒崎弘樹さんの授業
プロフィール :
認定N P O法人フローレンス 代表理事
講義内容:
①起業したきっかけ・・ベビーシッターの母親から「子供の発熱・病気のせいで、仕事をやめざるを得ない親がいることを聞いた
②起業するまでに行ったこと・・・20人以下だと保育園は開設できなかったが、内閣官房長官に20人未満の保育園設置を提案すると許可がおり定員9名の「おうち保育園」を2010年にオープン、2015年には「小規模認可保育所」が正式に制度化。月会費制度にすべきか、子持ち世代にアンケート調査をとった。
今村久美さんの授業
プロフィール :
慶應大学卒でNPO法人カタリバを創設した起業家
講義内容:
①起業したきっかけ・・・学びを楽しめる人と、そうでない人で格差が生まれている。これを変えるために、教育制度を変えることを決意し、カタリバを設立。学校と親だけに教育を任せない「斜めの関係」という新しい学びを作る。
②学校って?・・・知識をインプットする場だけではなく、友人とコミュニケーションを取る「福祉施設」のような場所。カタリバでは、クラブ活動や海外の子供との交流を積極的に行っている。
③カタリバの革新性・・・募金をサブスク制にすることで安定的に資源調達することができる。