酒田市、広野保育園です。
前回伺った時の様子はこちら。
今回は園内研修としてお手伝いさせて頂きました。
テーマは、「なぜ今、環境づくりが必要なのか?」とし、前半はこれから環境整備を始めていくために押さえておきたいことを、①脳神経科学、②時代背景、③安全基準、④こども・おとな、の4つの側面からお話し、後半は職員のみなさんにアウトプットしてもらえる談議の時間をとりました。
写真は談議の様子。
話しやすいように、くじ引きでペアをつくってもらいました。
談議のテーマは3つ。
①保育園のいいところ・魅力
②ハラハラしていた事・場所、実は思っていた事
③こんな風になったらいいな、こんなことしてみたいな
一つのテーマにつき5分間、ペアで談議しながら付箋に書き出してもらい、その後模造紙に貼り合い、みんなで見合って共有する…といった流れです。
ワイワイと和やかな雰囲気で、声も弾んでいました。
談議が終わると、みなさんの思いがこんなに!
付箋を見て、「こんな風に思ってくれていたんだ~、うれしい!」と園長さん。
改めて自分の内にある思いを言葉にすることで、
”そんな思いあったんだ”
”私も同じように思ってた!”
”そういうこともできるね”
などと自然なかたちで共有され、職員間の気持ちもまた一つ結ばれていきますね。
そして何より、「これからどうしたいか?」の答えは、自分たちの中にあることを職員のみなさんが気付けるというところに、この談議の大きな意味があると感じました。
環境づくりをすすめていく上で、その主体者はその園の職員のみなさん。外部講師はあくまでもサポート役。
自園の課題を自分事として捉えられキックオフできれば、必ずと言っていいほど良いものになっていくと思います。
今日からのくらしの中でも、園内のあちらこちらで職員さんのワクワク弾んだ会話が生まれているかな?なんて楽しい妄想を膨らませています。
これからの広野さんが楽しみでなりません!!
瀬野
↓広野保育園HP
↓研修の中で紹介した本