vol.70  2020年5月4日
みどりの日は「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し豊かな心を育む」日だそうだ。(国民の祝日に関する法律)
確かに新緑が目にも鮮やかに映える季節だ。しかし今年はそれに親しむのも遠慮がちにしなくてはならない。せいぜい家の周りを散歩する位にとどめよう。
みどりの日が制定されたのはいつだったか?どんな経緯だったかよく覚えていないので調べてみた。
みどりの日は最初4月29日だった。昭和天皇在位中この日は天皇誕生日であった。昭和天皇崩御により天皇誕生日は2月23日に移行し4月29日はみどりの日とされた。その後2005年の祝日法改正により4月29日は「昭和の日」5月4日が「みどりの日」と制定された。
以上の経緯は何となく聞いていたのだろうが全く憶えていなかった。
初代元号おじさん?の小渕恵三官房長官(当時)の諮問機関で「昭和天皇は植物の造詣が深く自然をこよなく愛したことより緑に因んだ名がふさわしい」という意見が多かったので「みどりの日」となったそうだ。
昭和天皇の功罪は別として今日は自然に感謝しよう。
例年 国公立公園は無料解放されるそうだが今年は自粛だろう。