会計大学院は、専門職大学院という位置づけになっている。これが他の普通の大学院と大きく異なるのは、
会計という領域でプロフェッショナルを養成していくという明確な目的があることではないでしょうか。
そして、公認会計士、税理士や米国公認会計士(来年度から日本受験が可能になる予定ですね、目指している人はラッキー☆)など、ライセンスを必要とする職業人を輩出していくということが具体的に挙げられるのでしょう。
僕は、上記のいづれも目指すつもりはないでのですが、将来就きたい職を考えると、会計(特にファイナンスと絡む領域)が必要だと感じ、会計大学院を志望するに至りました。また、ITの実務なども授業を通して、学べるという点は、他の大学院にはない珍しい点かもしれません。
さらに、タイトルの通り、費用対効果の話に移りますが、数ある大学院の中で大学院の選定を考えた場合、
会計大学院は入試に対する勉強時間の費用対効果が高い大学院といえます。
それは、簿記2級+αの知識でマーチの場合、合格が可能だからです(中央大学会計大学院は、社会人の学生が大半で、少し特殊なので除外します、青山、明治、法政とお考えください)。
普通、経済系の大学院を志望する場合、ミクロ経済学やマクロ経済学+英語などが筆記試験で課されるでしょう。勉強したことがある人なら、わかるかと思いますが、ミクロ、マクロよりも断然、簿記2級の方が、短期間で入試が要求するレベルに到達が可能です。そして、英語が苦手な人にとっては、それだけで大きなハンデとなります。
そして、研究計画書の作成なども特に必要としないし、研究室の訪問なども全く入りません。これに関しては、マーチに限らず、北大、東北大、早稲田も同じでしょう。
これは、他の大学からの大学院受験が容易であることを意味すると言えます。つまり、単純に筆記試験さえパスすればいいので、通常の大学院で必要な研究室のマッチング(一部では、学部の時のコネがないと入れないなどの障壁が無い)を必要としない点で、極めて公平な競争となり、外部受験生の参入障壁が低いといえます。
僕自身は、マーチレベルだと、学歴ロンダリング(大学以上の偏差値やブランドのある大学院に合格し、最終学歴を塗り替えること)になりませんが、マーチ以下の大学に通われている方は、学歴ロンダにも有用なのではないでしょうか。
以上、会計大学院がいかに、労力を必要とせず、入りやすいかということを述べてきましたが、これは自分で大学院をうまく活用していく必要があることの裏返しにもなっています。会計大学院は、一部の大学院を除いて、公認会計士合格という目標を達成できていないのが実情です。そして、民間の就職実績などを見ても、全体的に会計を学んで生かせるのかということに疑問符のつくような就職先に行っている方々も多く散見されます。
一方で、マーチレベルでも少数ではありますが会計士に合格される方や会計系のコンサルティングファームなどの内定を勝ち取っている方もおられるのです。早稲田だと、外資系の投資銀行からの内定者もいます。
なので、目的意識を強くもって大学院生活を送らないと、会計大学院がバカスクなどと揶揄されるように、投下した資金がほとんど無に帰し、学部で普通に就職活動をしていた方がお得であったという結果になりかねません。
少し、辛口で書いたところもございますが、会計大学院を目指す方に少しでも参考になればいいなと思います。
次回は、入試のための参考書などについて、書いていきます。いつになるかわかりませんがwww