高校受験はまず偏差値４０台の私立高校を調べよ。
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私立高校のインフレが進むと感じている今日この頃、
みなさんはいかがお過ごしでしょうか？？(笑)
ということで、
昔の教え子が、
偏差値４０台の私立高校に行き、
地元では一流とされる私立の大学に合格したと報告を前にくれました。
内申点が厳しい学校で、
そのお子さんは公立中学の内申点でオール３なかったです。
ですが、
入った大学はけっこうすごい。
しかも、人気の学部で、
偏差値と倍率だけなら、その大学以上の大学よりも難しい。
そんな大学に、
しっかり現役で受かっていました。
実は、
偏差値４０台の私立高校といっても、
中身はほんといろいろです。
その学校は、
進学したい高い意欲のあるお子さんに関しては、
予備校から引き抜いた先生が授業をしてくれるので、
予備校に行かずとも結構な大学に行けます。
ただし、宿題や課題はめちゃくちゃ多いです。
でも、ご家庭のケース。
これも地方でいろいろですが、
シングル家庭で所得のラインに引っかかるなら、
ほぼ無料で私立高校に行けたりします。
で、予備校の費用もかからないので、
費用としては受験費用だけです。
そこお子さんは２つの大学しか受けていないので、
受験料の負担も低い部類だと思います。
こういうことが可能になるのが私立です。
私は、
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で何度も言っていますが、
偏差値４０台の私立高校こそ、調べるべきだと思っています。
学校によっては、
賢いお子さんを賢くする学校もありますし、
そこそこのお子さんをいろんな体験させながら、
推薦入試に向けていくつものルートがあるようにする学校もありますし、
この学校のように、
宿題、課題、授業の増コマで、
鍛えていくやり方もあります。
正直、
地元でみんなが知っている進学校に入る以外は、
高校のブランドなんてどうでもいいわけです。
大事なのは、
大学のブランドです。
今、ちょうど神戸大学の学生の件がニュースになっていますが、
その大学のレベルでこういったニュースが出るのですから、
大学のブランドもそこそこ上ならいいと思います。
そこに向けて、
どういうルートがあり、
お子さんにはどういうルートがあるのか。
これを親子で話し合えるかどうか。
お子さんの実力自体は、
偏差値４０よりも５０、
偏差値５０よりも６０
が良いのは当たり前です。
受験期間中は、
がんばって伸びるところまで伸ばす。
そこから、
志望校のレベルを落としてもいいという選択をとる。
もちろん、行きたい学校があるなら、
そこにチャレンジするのも受験の醍醐味。
でも、そこまでなくて、
大事なのは大学受験と考えるなら、
目指すのは偏差値４０台の私立高校で、
トップ層に入ること。
ここがけっこう美味しいです。
学校も実績を上げるため力を入れてくれますし、
何よりチヤホヤされる。
賢い学校はみんな賢いので、
そこそこくらいだと、
数百人の中の１人です。
でも、そこまでの学校だと、
変な話ですが、
偏差値５０くらいであっても、
偏差値４０台の学校に行けば、
トップレベルで、学校がチヤホヤしてくれる。
で、流れに乗れば、
進学校と変わらない学校に行けるわけです。
もちろん、それなりに頑張らないといけないのは当然のことです。
ただ、こういう道もあるっていうことです。
ほんと今のお子さんは、
選択肢がいろいろあってうらやましい。
こういう選択肢を用意できるかが、
大人の仕事だと私は思っています。
受験に１００％はありません。
だから、お子さんが落ちてしまうこともある。
受験のルートから落ちこぼれてしまうこともある。
そんな時に、これもあれもあるって、
しっかりケアしてあげられること。
これが親の仕事かなと、
偉そうながら思うんです。
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