就労支援事業から見えてきたもうひとつの問題。
 
こんにちは、ひろあ、です。
発達障害のお子さんの成績アップのサポートをしています。
 
 
就労支援事業で働く方からお話を伺い、
私がもうひとつ知ったことです。
 
それは、大企業、有名企業に入ったとしても、
本当に不運な出来事に遭遇し会社を辞めることになる人が一定の数いるということです。
 
ちょっとぼかして書きますが、
たとえばこんなケースがあります。

Aさんが赴任する前、Aさんの前任者が会社内でもめ事を起こしていたり、提携先ともめていたとします。
その人たちの怒りはどんどんどんどんたまっていた。
 
そして、Aさんがそんなことを知らずに赴任し、会社のマニュアル通りの対応をしてしまい、
その人たちに物理的に暴力をふるわれる、というような出来事も少なくないそうです。

暴力までいかないまでも、
会社の辞令通りにその場所に行き、そこで働いていたら、
わけもわからず知らない人から責められる。

そして、人間不信となり「発達障害」という診断を受けて、就労支援にやってくる。

こういうケースもよくあるそうです。

8割、9割の人は普通に働いているのに、
本当にまれなケースでこういうシチュエーションに当たってしまうことは誰の人生にだって起こりえると思います。
 
そのたまたまがやってきて、
順調だったキャリアに傷がついてしまう。

もしかしたら、順調だったからこそ、立ち直り方がわからない。

こんなケースがあるそうです。

これって、発達障害とか関係なくて、
1つの正しさしか知らなかったからこそ起きる悲劇だと思っています。

その人のせいじゃないのに、会社を辞めることになる人は一定数いると思います。

その時に、発達障害だという診断をもらってしまうと、
そのせいだけで給料が減った状態で再スタートになります。

変な話だなと思います。

これは、発達障害の方の就労支援だけの話ではないと思います。

もっと気楽に考えればいいのにっていうのと、
アフィリエイトなど個人がインターネットで稼ぐ手段はいくらでもあるので、
それを学んでおくと心の余裕ができるのになっていうことです。

インターネットで稼ぐっていうと、
時々、すごく悪いことのようなものを想像される方がいますが・・・・

フリーランスの方の多くがインターネットを通じて仕事を受けていらっしゃいますし、
別に「普通」のことです。

一般の会社だって、法にきちんと従う会社もあれば、
ザ・ブラック企業みたいに従わない会社もあるわけです。

インターネットを通じて稼ぐという方法も、
法的にすれすれもしくはアウトっていう稼ぎ方もあれば、
まっとうな稼ぎ方もあるわけです。

そういう情報へのアクセスの仕方、選び方、自分の人生の選択肢の広げ方。

こういうことがまだまだ日本は広がっていないなぁと思います。

特に、将来の選択肢を広げるかもしれない、保険となるかもしれない。

そういう情報をお金を出して得ておく、キープしておくっていう発想が弱いように思います。

で、追い込まれて探してしまうから、
けっこうとんでもない状況であってもありがたいとさえ思ってしまう。

勝間和代さんが昔「会社に人生を預けるな!」という本を書いていたと思うけれど、
本当にそうだと思います。
どうなるかは本当にわかりません。

大企業だけではなく、いい会社に出会えて普通にずっと働ける人もいますし、
大企業にいるからこそ、普通の人が経験しないような事態に遭遇する人もいます。

來夢さんという方がいて、その方の『運の正体』という本があります。
そこには運というのはみんな違うから面白いとあります。

確かに目の前に起こる不幸な出来事はその時は受け入れられないかもしれない。

でも、1年、2年、3年、その出来事のせいで生き方を変えるしかなくて、
それを後から振り返るとあれがあったから今があるなぁ。今のほうが幸せだ、とも思えるかもしれません。

私はインターネットビジネスに出会って、いろんなことはありましたが、
割と楽しく生きています。

真面目な人ほどしんどいのはひとつの正解だけを追ってしまいがちだからかもしれません。

余裕をもって生きるためにも、
こんな選択肢もあるんだなぁっていうものを知っていくのもいいんじゃないかと思います。

就労支援で働く人に出会って思ったことでした。

ではでは。