こんにちは、ひろあ、です。

発達障害のお子さんの成績アップのサポートをしています。

 

とにかく発達障害のお子さんは、
鉄とタンパク質とビタミンをとるんです。

サプリメントでもいいので。


そうすると元気になります。
発達障害のいろんな症状を乗り越えられます。


これだけですと不親切ですので、精神科医の専門的な意見も参考にしましょう。

奥平智之先生の『食べてうつぬけ』(主婦の友社・2017年12月10日)

 

 

という本には脳内ホルモンがタンパク質から作られていくと解説されています。

有名なセロトニンは、タンパク質と鉄・ナイアシン・ビタミンB6・葉酸でできます。
そのセロトニンからおやすみホルモンと呼ばれるメラトニンがセロトニンとマグネシウムをあわせることでできます。

 

がんばりたい!という前向きなやる気をつかさどるドパミンやノルアドレナリンも、
タンパク質とセロトニンと同じ材料でドパミンが出来て、そこにビタミンCが足されてノルアドレナリンになります。

 

こんな形で人間の神経伝達物質というのは、タンパク質からいきなりいろんなものになっていくわけではなく、

まずはAからA´というものをつくって、BやCにしていくんですね。

 

この伝達物質の土台になるのがタンパク質なんです。

よく使われる素材が「鉄」なんです。


だから、お肉を食べれば発達障害が良くなる。プロテインとビタミンサプリで発達障害が改善された!


というのは「当たり前」のことでもあるんです。


この脳内の神経伝達物質が不足してしまうと心も体も不調になります。

また、同様にある伝達物質だけが過剰になってしまってもイライラやパニックがとまらなくなります。


たとえば、グルタミン酸という神経を興奮させる物質がありますが、これは同時にこのグルタミン酸からGABAというリラックスホルモンがつくられます。

人間も動物ですから天敵などから逃げたり、力を発揮したい場面では神経を興奮させないといけません。


そして、本来はそのあとリラックスできるようにそのグルタミン酸からリラックスホルモンができるはずなのですが・・・・

グルタミン酸にビタミンB6が足されないとGABAにはならない。


ということは、GABAになれなかったグルタミン酸はグルタミン酸のまま。

つまり、過剰になってしまうからイライラしてしまったりするんですね。

 

奥平智之先生の本にもこう書いてあります。

『ココロが不安定になったときには、「もしかして、脳内ホルモンの材料不足かも?」と栄養を見直すことが必要です。』

 

栄養の質的な不足が脳内ホルモン・神経伝達物質を不足させて、
さまざまなメンタルから起こる不調を引き起こしているとういことなんですね。

 

これがわかってできることは1つ。


鉄とタンパク質とビタミンを摂りましょう!


ということだけです。

 

発達障害をなんとかするっていうのはこういう人間の当たり前を1つ1つ確認していくことだと思います。

 

 

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