試験勉強再開。
前の記事を投下したら、なんだか前向きな気持ちになってました。
今はMummification(ミイラ化)について勉強してます。
とりあえずShire EgyptologyシリーズのEgyptian Mummiesでポイントを調べてます。
あまり科学的な方面には強くないので、出来る限り文化・歴史・宗教的な側面の情報を集積中。
ちなみにミイラを作る工程は、まだよくわかっていません。
実は詳しい作業内容が記録されていないんです(まだ発見されて無いだけかもしれないけどね)。
しかしおおまかな工程は色々と残っていて、そこから推測された流れはあります。
New Kingdom(新王国時代:紀元前1550-1069年頃)には手法が確立したようです。
ミイラ作りの流れ
*ちょっと表現がグロいです*
1.誰かが死にます(死ななきゃミイラに出来ません)
2.House of Mummification(直訳:ミイラ化のお家)に運びます
3.脳を鼻から金属のフックをつかって掻き出します(想像するだけでグロいです)
4.左腹部を切り開いて下半身の内臓を取り出します(ただし腎臓はそのまま)
5.胸部のへこみ(みぞおちかな?)を切り開いて上半身の臓器を取り出します(ただし心臓はそのまま)
6.取り除かれた臓器はNatron(塩のようなもの)で洗って浸します
7.臓器を熱した樹液で処理して、包帯で巻いてから、Canopic jar(臓器を入れる壺)に入れます
8.遺体の中に一時的に詰め物をして形が崩れるのを防ぎます
9.Natronで覆って、脱水させます
10.House of Purification(直訳:純粋化のお家)に運びます
11.遺体をナイル川の水で洗います(ちなみに現代のナイルの水は・・・まぁ飲んだらヤバいですね)
12.太陽がナイル川から現れる様を模した儀式が行われます(神話では太陽は「無」の水から現れた)
13.詰め物を取り除いて木屑などを樹液に浸したものが入った袋で詰め直します
14.腹部の切り開いた部分を縫います
15.遺体の表面に、杉の油、ワックス、Natronなどをこすりつけ、スパイスをふります
16.遺体全体を樹液でコーティングして表面を守ります
17.包帯で巻きます(この時に小さなお守りも一緒に巻いていっちゃいます)
18.包帯を巻く間も、体の部位ごとに異なった呪文が唱えられます
19.木棺に収められて副葬品とともに埋葬されます
20.盗掘or発掘されます(副葬品目当ての盗掘は埋葬されてからすぐにされることもありました)
ちょっと長くなってしまった。
1~9の段階で40日、19までで70日が経過していると考えられています。
70日ってのが重要なポイントです。
たぶん前に投稿した記事にシリウスの話題がありますが、これに関連してます。
詳しくはわかりません。誰も知らないのかも。
でも シリウス=イシス という関係性がヒントになってると思います。
イシスはオシリスの兄弟で奥さんです(神話ではよくある話)
オシリスは、よく冥界の王とか言われてますが、この神様は・・・
死んでます。
というか、殺されてます。(しかも同じく兄弟のセトに)
それもバラバラ殺人です・・・(よほど憎かったんだな・・・)
でもやっぱり神様が死んだってことは直接言っちゃダメらしく、
ローマ帝国時代の歴史家Plutarch(プルターク)が「オシリスは死んだ」と明記するまでは、
「死」については言及されませんでした(ま、切り刻まれたらそりゃ死ぬよね)
イシスはその体を集めて包帯でまとめて 生き返らせました (神話です。イシスは魔法つかいました)
まぁ生き返ったというか、「存在」を取り戻した感じ。
そんなこともあって、オシリスは死者の王様なわけです。
イシス=シリウスなので、70日というのも納得!(・・・ということにしておこう)
面白いのは、エジプトの神様は寿命があるってことです。
だから死ぬこともできるんです。
機会があったらこれについて書こう。