圧倒的技術に殴られようと三井記念美術館に行ってきました。



オチから言うと変態な人たち(褒め言葉)による祭典でした。

以下、変態な作品(賞賛)の一部をご覧ください。


各作品の説明文には使用した資材も書かれているのですが、こちらには陶土、磁土という記載が。


レースとかビーズとかシルクじゃないの!?

ってなりますよね。


水を注ぐと開花する月下美人(鹿角)


中の雌蕊、雄蕊までしっかり彫られています。

ロビーで流れている制作映像では、徐々に開く姿と閉じる様も見ることができます。



美味しそうなするめ(木製)


イカを吊るす洗濯バサミの先の輪っかからイカの足の先まで一本彫りの作品です。

ちなみに、作家さんは元サラリーマン。


ガラスのオブジェ


粘菌のようでもあり雫のようでもあり

先にSNSで知ったのですが、作家さんは最近お亡くなりになったそうです。


他にも現代の超絶技巧作家とその作品が数多ありました。

作品は撮影OKマークがあるもののみ撮影できますが、写す前または後に肉眼でじっくり見てほしいと思います。

写すだけで見ない人が多くて勿体無いー!



明治期の超絶技巧作品も展示されています。


並河靖之作の七宝焼き


他、濤川惣助作の無線七宝とか、安藤緑山作の象牙彫刻とか、刺繍絵画も!


その殆どが京都の三年坂美術館収蔵品なわけですが、そこそこ美術館の収蔵品は見てると思っていましたが見た事ない作品ばかりでビックリでした。

やっぱり京都に住むしかないな。