タイトルのままなのですが、橘紅屋の袴のお洗濯とアイロンがけについて書いていきたいと思います。


まずは洗濯


洗う前に襞が崩れないよう安全ピンなどで止めておきます。

止めるのは裾だけで大丈夫ですが、心配な方は真ん中あたり(購入時にしつけ糸があったあたり)も止めてください。



襞が崩れないように軽く畳んでから洗濯ネットに入れます。

私は洗剤を入れず、水のみで手洗いモード(弱水流)で洗っています。


安全ピンは付けたまま干します。

干す時に軽く縦方向に引っ張って皺を伸ばすと、後々のアイロンが楽になります。(引っ張りすぎないよう注意)


生乾き状態でアイロンがけをします。

生地の上を滑らすよりも、襞の上を10秒ほど押さえるようにしてかけていきます。


かけ終えたら安全ピンを外します。


生乾きではなく完全に乾いてからのアイロンがけでも大丈夫です。

たんに生乾きの方がシワを取りやすいだけなので、スチームをあててアイロンをかければシワは取れます。



私はスカート用のハンガーに吊るして収納しています。

襞が崩れることはありませんが、心配な方はしつけ糸で止めてください。

(長期間安全ピンをつけていると汚れや穴の跡が残るので非推奨)



洗濯時に安全ピン等で仮止めをするのは、後々のアイロンがけを楽にするためです。

なので仮止めせずに洗っても大丈夫です。

一回洗ったくらいでは、元の折り目は消えません。アイロンをかける時に元の折り目を折りながらアイロンをかけて下さい。