カムを初めカム周りに結構な問題の出るチョイノリだけど、
ワッシヤーがキズキズになったり、メタルがカジったり、
何か問題はないんだろうか?
見直してみます、
まずはクランクケース側、
カムのシヤフトが入る穴ですが、
こちらの穴は浅くここに入るメタルの厚みは4mm、
端面に溝(凹み)がありますね、これはオイルラインなんですね、
この溝からオイルを入れて端面と内径にオイルを回してるんです、
穴も貫通だしこの裏はクランクとコンロッドがグルングルン回ってますから、
オイルは十分に掛かりますね、
クランクケース側はそんなに問題点は無いようです。

次は反対のケース側、
こちらは深くメタルの全長は12mmになります、
おいおい!穴が開いてるだけジャン!!
深いくせに何処から潤滑してるの???
オイル回らないでしょ!
それで無くてもこの面にはワッシャーが押しつけられてるのに、
これ問題!
対策決定!

まずは、内径にオイルを送りたいので、
内径に向けてオイルラインを作ります、
穴開け加工、
ちょうど良いくぼみが有るのでここに穴を開けるため、
ポンチでマークします。

万力に固定してボール盤にセット、
角度を付けて穴を開ける為にテーブルに角度を付けます、
色々探りながら、
テーブルの角度は20度。

ドリルは2,5mm、
ゆっくりと行きます、
入り口でずれない様に。

開けた穴の入り口に大きめの面取りを付けて、オイルを呼び込みやすくします、
画像は下向きですが、組込み時は上に向きます、
ニュートンさんの原理に期待、
端面も荒れてますね。

内径側からだとこんな感じになりますね。

次に端面に溝を切ります(凹み)
端面側にオイルを回して潤滑させる為です、
リュターで加工。

こんな感じで、
深さは1mmもないかな。

もぉ~1ヶ所追加、
穴開けした穴に対してVの字型に、
荒れた端面をオイルストーンで仕上げて。

これで少しはオイルが回るでしょう、
この深い穴にカムのシャフトがモゲテ残ってるのを見た事があるけど、
これジャ~オイル切れでカジルよな!
次もオイルラインの加工です!
まだまだ続きますよ。