天空の読書部屋 -3ページ目
国税庁の全国高額納税者名簿(2001年度版)に記載されている年間納税額3000万円以上(年収1億以上)の 人全員にしたアンケートの話。

そのお金持ちたちの行動様式・考え方・日常生活などを明らかにするためにアンケート調査(有効回答数456通)を行った人たちがいる。

詳細は「日本のお金持ち研究」(橘木俊詔、森剛志著)という本を読んでいただきたいが、

そのアンケートをとった人たちが明らかにした、お金持ちが、「経済的に成功するために重要であると考えられる要因」として考えているものがある。

それは

一位「肉体的・精神的に健康である」

二位「自分の職業を愛している」

三位「正直な人柄」

であった。

ちなみにあまり重要でない要因は

一位「一流大学に行く」

二位「器用さ・要領のよさ」

三位「知能指数が高い・優秀な頭脳を持つ」

であった。

心身ともに強靭で仕事に愛があり、誠実さがある。
それが金持ちになるには大事だと本当の金持ちは考えている。

さらに、金持ちの職業区分は

「起業家」31.7%
「医師」15.4%
「経営幹部」11.6%
「芸能人」1.3%
「スポーツ選手」0.9%
「弁護士」0.4%

だ。

さらに、東京都の納税額3000万円以上の企業経営者・幹部を上場企業と非上場企業で分類したところ、非上場企業が「8割」だった。

これは、経済的に勝ち組になるためには「大企業の役員になる」より「スモールビジネスの経営者・幹部になる」ことの方が割合的には高いことを意味している。

つまり、大企業の幹部より中小企業の幹部の方が金持ちになりやすいのだ。

さらに「本当の成功」についての面白い研究本がある。

「ビジョナリーピープル」(ジェリー・ポラスなど著)という、世界の偉人200人以上に聞いたインタビューをもとにかかれた本である。

そこには世界の偉人に当てはまる成功が以下のように説明されている。

「個人的な充実感と変わらない人間関係を能えてくれる、そして自分達が住んでいるこの世界で、自分にしかできない成果を上げさせてくれる、そんな生活や仕事を、成功という。」

成功者とは
「自分が本当に大事だと思う価値観に従って行動し続けた結果が多くの人の役に立っている状態にあり、そのことをやり続けることが他の何よりも楽しくて仕方がない人たち」だ。

さらにビジョナリーピープルでは
「富、名声、権力に対する夢のような、しかし、どうでもよい望みを、それ自体を理由に追いかけている人は、たとえそれが実現できたとしても、結果的に惨めで情けない人になってしまうだけに終わるのではないか」と述べている。
本当の成功を得るためにはどうすればいいかも、ビジョナリーピープルにはかかれている

一、自分なりに定義した意義
二、想像力のある思考スタイル
三、効果的な行動スタイル
これらの整合性をとることだ。

以上で、今回の講義は終わりです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
2012*08*28