風光明媚な天橋立ですが、神社すぐそばに風景と調和しないこんなものも置いてました。
これは…大砲の砲身? 実物です!
まだ外国から軍艦を買っていた大正時代、はるばるイギリスから地球を半周してやってきた巡洋艦「春日」に搭載されていた兵装です。
「春日」はロシア艦隊を破ったことで有名な日本海海戦で東郷平八郎元帥の「三笠」とともに戦い、その後も第二次世界大戦終戦ごろまで練習艦として機能した、日本海軍の生き字引のような軍艦です。
15センチ砲といえば、バランスがとれて使い勝手の良い優秀な砲で、大和の副砲も似たサイズと記憶しております。
砲身価格は16,000円、弾を撃つための火薬は1発あたり100円とあります。現在の価値で言えば…100倍くらいになるのでしょうか?
こちらは岩見重太郎あだ討ちの場所ということです。すいません、予備知識なにもありません。
薄田氏といえば「橙武将」などとひどいいわれを受けながらも、大坂夏の陣で後藤又兵衛や塙団右衛門(ばんだんえもん)とともに奮戦した悲劇の将として有名(戦国鍋TVネタ)ですよね。
この橋が、天橋立と南側陸地を隔てている海面を渡る人工の橋です。
三陸海岸の松島と、安芸の宮島(厳島神社)。
そして天橋立が間違いなく日本三景です。
サッポロ時計台と高知はりまや橋は違いますよ!
一般的には南から北に歩き、ロープウェイで展望台に登ってから船で帰ってくる方が多いそうです。
ところで、なぜ朝早くに天橋立に来たのでしょう?
じつは舞鶴に行かなければならない予定があったからです。
補給艦ましゅう、ヘリ空母ひゅうが、イージス艦みょうこうをいっぺんに写せた貴重なショットです。
最後の写真ですが、実はこのたびの丹後旅行、ここにくることが最重要目的でした。
その理由とは?…ご想像にお任せします。
以上、「春のタンゴ」と言いつつ7月半ばまで引っ張った記事でご迷惑をおかけしました。
次回の記事はもちろん「剣山 2021」です。
今年も「ノアの箱船がアララト山にとどまった」第7の月17日まで、あと1日と迫ってまいりました。
ということで、明日に備えて早寝しまーす。