ワープしたいなぁと思いました。
遊びに行く時の移動時間はとても楽しいのに、
仕事の移動時間はロスになります。
ワープといっても超能力でいうところの
瞬間移動だったり、
本来の意味での超高速移動であったり。
光の速さを超えて移動することによって
相対的にまわりからは瞬間的に移動したように見える
ということもあります。
幼少の頃、仲間によくワープするやつがいました。
彼が「ワープ開始!」というと、
一緒に遊んでいる我々の時間が止まります。
正確に言うと、彼の時間が光速を超えるのです。
よって私たちは動けません。
彼は「ワープ中、ワープ中…」と繰り返しながら
超高速移動をして、「ワープ解除!」の一言で我々の時間に戻ってきます。
ある日、放課中に遊び過ぎて授業に遅れそうになり、
急いで教室に戻る途中、
彼がワープを発動しました。
当然、我々の時間は止まります。
ところが、彼の作りだしたワープ空間に入り込む物体が。
“先生”と呼ばれるその物体は、
「いつまで遊んどるか!」と超光速の一喝を述べた後、
ゲンコツをみまってきました。
そりゃあ痛かったです。
超光速のゲンコツですから。
その後、「学校でワープは無しな!」の誰かの一言に
全員が賛成しました。