こんばんは。作業療法士の及川です。
早速毎日の更新の記録が途絶えてしまいましたが、できる限り毎日更新していきたいと思います。

本日のテーマは「足底の感覚入力について」です。

足底には多くのメカノレセプター(固有受容器)が存在しているという話は療法士の誰もが知っていることだと思います。

しかし、足底への感覚入力の位置によって、筋活動に違いが生じるということは知っている人が少ないのではないのでしょうか?

この話はよくBiNIアプローチの研修会で聞くのですが、今日はその研修会の復習もかねて自分なりにまとめたいと思います。

Nakajimaが行った研究によると…

皮膚刺激位置を、踵部、小趾球、母指球の位置にした場合、

踵部の刺激においてヒラメ筋(作用:足関節底屈)
小趾球の刺激において長腓骨筋(作用:足関節底屈外反)
母指球の刺激において前脛骨筋(作用:足関節背屈内反)

が主に促通されるとのことです。
これは歩行におけるロッカーファンクションに対応しているとも考えられています。

つまり、歩行時に「踵からつく」ということを何気なく患者さんにお伝えしていた方も
多いかと思いますが(私もその一人でした…)実際、そうすることでロッカーファンクションが
正しく機能するための筋が促通されていたということになります。
この知識を知っているだけで患者さんに歩行訓練をする上での意味合いが異なってくるのではないかと思います!

また、この知識を生かし評価を行うことや治療方法を考えることもとても大切だと思います。

本日はここまでとします。

本日参考にさせていただいた参考書は…

私が特に最近行っていて治療の軸にしたいなと考えているアプローチについて書かれている参考書です。このアプローチの良いところは非常に理論的であり、また、神経科学とバイオメカニクスをうまく統合させているところだと思います。おすすめです!!

運動の成り立ちとは何か―理学療法・作業療法のためのBiNI Approach/文光堂
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