保育園の発表会後の出来事
保育園の発表会。
2歳の息子は、先生方が作ったビニル製の帽子とチョッキとパンツの衣装を着て、歌い踊る。
ことになっていた。
しかし、衣装を着ることを徹底的に嫌がり、泣き喚き、ひっくり返って、抵抗し、結局「持って」舞台に上がることになった。
まだ2歳だから仕方がない。
発表会が終わり、ホールから外へ出ようとすると「寒いから」といって、本番でかぶらなかった帽子を自らかぶり、醜態を見せた先生に「かわいい」と言われた。
なんと皮肉なヤツだ。2歳とはそんなものなのだろう。
その本番中は着ることのなかった衣装は家に持ち帰ったのだが、気に入らなかったらしく、グジャグジャっとしていて、蝶ネクタイが取れてしまった。
それでもさらに破ろうとしていた。
「それ、先生が一生懸命作ったんだよ。」
「(私の息子が)寝ている間に作ったんだよ、きっと。」
「そんなことしていいの?」
と言うと、ハタと止まった。
そして今度はその衣装を着ると言い出した。
発表会の出番が終わって6時間余りが経過して、ようやく初めて衣装を全部身につけた。
「それじゃ、写真を撮って先生に見せよう」
というと、息子はニッコリ笑ってポーズを見せた。