ホームページ データ転送量が規定の3倍超で停止?
社内のIT戦略を検討する場合に忘れがちなのが、ホームページではないでしょうか。
ホームページをどのように使ってビジネスを展開するか、ホームページの中身をどうするとか、そういったことは考えますが、サーバー自体のハードウェア性能、ネットワークの使用状況まで考えることはめったにないでしょう。
それも、多くの会社は共用のレンタルサーバーを使っているため、その辺はサーバーの管理会社任せになってしまっているためです。
ちょうど良い事例がありました。
ホームページで商品を販売しているあるお客様、最近好調で売り上げがどんどん伸びています。
現在、この勢いを維持しながら、いかに社内での業務効率を上げるか方策を練り、実施していました。
そのような折、レンタルサーバーの管理会社から1通のメールが届いたというので見てみると、
「1日の転送量が約3.17GBとネットワークに多大な負荷をかけております。
3日以内にご連絡頂けない場合、アカウント停止等の措置を行いますので予めご了承下さい。」
といったもの。
これは大変だ!
もちろん、アカウント停止というビジネス上、最悪の事態は避けなければならないが、もうひとつ、
社会的な影響も考慮しなければならない。
ちょうど新聞で次のような記事を読みました。
インターネット回線のデータ転送量が爆発的に伸びている。ごく一部のユーザーがほとんどの帯域を占め、多くのユーザーに迷惑をかけている。
さらに、米国ではそういったユーザーに従量制で課金し始めた。日本でも検討を開始した。
というもの。
すぐさま調査を開始すると、
ホームページへの1日の訪問者数は約5000人、ページビューは6,000から7,000。レンタルサーバーの規約では1日1GBまでと決められていました。
つまり、1ユーザーあたりの目標データサイズは200KBです。
画像満載のホームーページなのに、20KBの画像10個表示したらおしまいなのです。
即対応できることとして、画像のサイズを落としたり、とりあえず別のサーバーに分散したりしました。
ページの作りにも問題がありました。1ページに多数の記事が掲載されているのです。目次を作って、ユーザーが見たいページだけが表示されるようにする必要があります。それは追々改善しなければなりません。
また、別のレンタルサーバーへの移動も検討する必要があるでしょう。
しかし、ドメイン名と業務の継続性を維持しながらサーバーの移行をすることは非常に気を使います。
多くのレンタルサーバー会社はきめ細かい対応はしてくれませんから、こちらで最悪の事態を見越して対応する必要があります。
さらに、データベースを利用している場合はもっと難易度が高くなります。
このように、諸々考えますと、ビジネスの成長が予測されるならば、多少月額費用が高くとも、柔軟性のあるIT環境の選択は必須条件といえます。
※このブログは、BSP ( ビジネスサポートサービス プロバイダー ) 小山内株式会社 代表取締役によって書かれています。