市場平均を上回る利益は出せない
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人生設計をたて、資産運用をして将来に備えようという人は必読ではないだろうか。 私の10数年の経験を振り返ってみても大きな利益はだしていない。大きな損失を出したことがあるが、別の複数の銘柄でほぼプラスマイナス0になった。上下するチャートにあわせて売買を繰り返したこともあるが、結局そのチャートの最初と最後で1回売買した利益と同じで、証券会社を儲けさせただけだったこともある。
勝手ながら私なりの要約。 |
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人生における資産運用は「勝者を目指すゲーム」ではなく、「敗者にならないゲーム」である。 マーケット平均以上のリターンを出すことは不可能であり、リスクを管理しながら長期運用することでマーケット平均を目指すことができる。
■ 「敗者のゲーム」とはミスをしないことである。誰かのミスが勝利を呼ぶ 個人投資家がマーケットに勝つにはこれら機関投資家に勝たなければならない。が、先述の通り多大な時間と労力を費やしている機関投資家に勝つことは不可能である。 そもそも個人投資家は一時的な資金のために資産運用が必要なわけではないだろう。例えば老後の遠い未来のための資産運用であろう。
■ 超長期間で投資し、勝ちを取りに行かないこと。
■ 投資とはリスクをとりそのリスクを管理すること。
株式グループ・リスクとは、例えば特定の業種に投資する時に発生する。業種が異なっても連動し合う場合も株式グループである。銘柄またはファンドを分散することで回避可能である。 つまり、いかにマーケット・リスクを管理するかが資産運用の主要なテーマとなる。 ■ その他 |