柔道男子66キロ級で五輪2連覇の阿部一二三(27=パーク24)が、2月に現役引退した同階級で元世界王者の丸山城志郎(31=ミキハウス)への思いを語った。
阿部は6日、都内で実施された全日本男子強化合宿に参加。練習後の取材で、全日本選抜体重別選手権(4月5~6日、福岡国際センター)、体重無差別で争う全日本選手権(同29日、日本武道館)への出場を明言した。
五輪金メダルで推薦出場できる全日本選手権は、初参加となる。その理由について「柔道家として、あそこは誰もが目指している場所だと思う。ケガのリスクを考えたらどうかなという部分はあるけど、一度は柔道家として(この舞台に)立ってみたかったので」と力説した。
また、丸山とは2020年12月に東京五輪の代表決定戦で勝負し、阿部が約24分にわたる死闘を制した。
〝最大のライバル〟について「本当にお疲れさまでしたと伝えたい。やっと普通に接することができるというのが一番だしうれしい。今までバチバチで本当に目を合わさなかったし、(代表選考レースの)最後の方はあいさつもしなかった。正直お互い人生かけてやってたから、そうなりますよね」と率直に語った。
その上で「城志郎先輩の存在がなければ、僕もここまでこられていない。本当に切磋琢磨していたと思う。ずっと試合をしてきてお互いが強くなったのも、城志郎先輩がいて、僕がいたからだとお互いそう思っているはず。本当に感謝しています」と心を込めた。
いいですね(^ω^)
テレビで対談して欲しいですね。




