プロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者井岡一翔(35=志成)が7日、東京・両国国技館でIBF世界同級王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)との2団体王座統一戦に臨む。

引き分けでなければ、2本のベルトが1王者に統一される。WBC世界同級王者になったばかりのジェシー・ロドリゲス(24=米国/帝拳)、WBO世界同級王者田中恒成(29=畑中)を含め、すべての同級世界王者が統一を目標に掲げている。暫定王者も2人存在する世界主要4団体のチャンピオンの顔触れを紹介する。







 ★WBA王者井岡一翔(35=志成) 日本男子初の世界4階級制覇王者。19年6月、アストン・パクリテ(フィリピン)とのWBO世界同級王座決定戦を制して同級王者に。23年2月、当時のWBA王者ジョシュア・フランコ(米国)との決着戦を希望し、指名試合のあったWBO王座を返上。その後、同6月にフランコに勝利してWBA王座を獲得し、同級の世界王者に返り咲いた。09年4月のプロデビューから15年が経過。拳などを含めた故障が少ないのも強みだ。




 ★WBA暫定王者デビッド・ヒメネス(32=コスタリカ) 24年4月、米ラスベガスで当時の同級1位ジョン・ラミレス(米国)との暫定王座決定戦を制して暫定王者に。16勝(11KO)1敗とKO率も高い。井岡がマルティネスとの王座統一戦を行うために暫定王座が設置された。






 ★WBC王者ジェシー・ロドリゲス(24=米国) 世界2階級制覇王者。24年6月、同級最強と言われた当時のWBC王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)を7回KO撃破。フライ級時代にはWBO王者として無敗のIBF王者サニー・エドワーズ(英国)との統一戦を9回終了TKO勝ちし、2団体統一に成功。現在、米老舗専門誌ザ・リングのパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した最強ボクサー)ランキングで5位に入っている軽量級のスター。元WBA王者フランコの弟でもある。





 ★WBC暫定王者ペドロ・ゲバラ(35=メキシコ) 世界2階級制覇王者。24年5月、アンドルー・モロニー(オーストラリア)との暫定王座決定戦に勝利し暫定王者に。14年12月、八重樫東(大橋)に7回KO勝ちし、WBC世界ライトフライ級王座を獲得。15年11月、木村悠(帝拳)に敗れて王座陥落し、17年10月に寺地拳四朗(BMB)に挑戦も判定負けと日本人ボクサーと縁もある。





 ★IBF王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン) 16勝(9KO)と高いKO率を誇る無敗王者。22年2月、9度の防衛に成功した当時のIBF王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)から王座を奪い、その後に初防衛戦となった再戦(22年10月)でも勝利。強豪に2連勝し、一気に知名度を上げた。「メイウェザーの天敵」と言われた元世界2階級制覇王者マルコス・マイダナ氏が運営するプロモート社と契約を結んでいる。







 ★WBO王者田中恒成(28=畑中) 24年2月、クリスチャン・バカセグア(メキシコ)との王座決定戦を制し、21戦目となる世界最速の4階級制覇を達成。日本最速の5戦目で世界王座(WBO世界ミニマム級)獲得、WBO世界ライトフライ級でも16年12月、日本最速タイの8戦目で2階級制覇。18年9月にWBO世界フライ級王座を奪取し、世界最速タイの12戦目で3階級制覇を達成。「最速男」のイメージが強い。20年大みそかに当時、WBOスーパーフライ級王者だった井岡に敗れ、リベンジを狙っている。






井岡vsマルティネス楽しみ😊






マルティネス選手のパンチに耐えられれば井岡選手の丁寧なボクシングがハマり9、10Rで井岡選手がK.O勝利か判定勝利かなぁ。


スーパーフライ級も激アツ🔥
田中選手とまたやって欲しい。