プロボクシングの4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が28日、東京都内で報道陣の取材に応じ、来月に次戦を発表することと、27日にスパーリングを再開したことを明かした。関係者によると9月に東京・有明アリーナで、元IBF世界同級王者で現WBO2位のTJ・ドヘニー(37)=アイルランド=の挑戦を受ける。





井上は「来月のどこかでまた発表があると思うんで、今はその試合に向けて、もう昨日からスパーリングを開始しました」と語った。27日は横浜市の大橋ジムで東洋太平洋フェザー級1位の中野幹士(28)=帝拳=と5ラウンドのスパーリングを実施。「まあサウスポーですよね」と次戦の相手がサウスポーだと示唆して笑顔を見せた。「出来は良かったですよ。スパーリング初めにしてはすごく良かったと思います」と述べた。





井上は5月6日に34年ぶりの東京ドーム興行で、元世界2階級制覇王者のルイス・ネリ(29)=メキシコ=の挑戦を受けた。4万3000人の大観衆が見守る中で1回に左フックを浴び、プロアマ通じて初めてのダウンを喫した。しかし、計3度のダウンを奪い返して6回TKO勝ち。同29日に本格的なジムワークを再開した。






ドヘニーは2018年8月に東京・後楽園ホールで、IBF世界スーパーバンタム級王者だった岩佐亮佑(セレス)に指名挑戦者として挑戦。3-0の12回判定勝ちを収め、世界初挑戦で王座を奪取した。

19年4月にWBAスーパー王者との統一戦で敗れて王座陥落。その後は勝ったり、負けたりを繰り返したが、直近3試合はすべて大橋ジム主催興行ですべてTKO勝ちを収めている。前戦は井上と同じ東京ドーム興行に出場し、同級8回戦でブリル・バヨゴス(フィリピン)に4回TKO勝ち。




ネリが試合に出場できなくなった場合には井上に挑戦するというリザーブ選手を務めた。現在はWBOアジア・パシフィック同級王者で、IBF7位、WBA8位、WBC9位にもつけている。

プロ戦績は井上が27戦27勝(24KO)、ドヘニーが30戦26勝(20KO)4敗、中野が10戦10勝(9KO)。(尾﨑陽介)






対戦相手はドヘニー選手で落ち着きそう。

井上拓真選手は年内もう1試合あるみたいで7月に防衛戦がある中谷潤人選手との統一戦があったら嬉しいなぁ。






また井上選手に敗れたフルトン選手がネリ選手との対戦を望んでるみたいだけど、決まったら楽しみだなぁ。


7月は格闘技イベントが沢山で楽しみ😊