両者に処分下る
FIFAは現地時間20日
2006年W杯決勝でフランス代表MFジネディーヌ・ジダンが
イタリア代表DFマルコ・マテラッツィに対して
頭突きを見舞った件に関して、両者に処分を科すと発表。
一方で、噂されていたジダンのW杯MVPはく奪
という処分は下されなかった。
侮辱的な発言を受けたとして
暴力行為に及んだジダンに対しては
7500スイスフラン(約70万円)の罰金と
国際試合3試合の出場停止処分が下されることに。
ジダンに対して挑発する言動を投げかけた
マテラッツィには5000スイスフラン(約47万円)と
国際試合2試合の出場停止処分が科されることとなった。
なお、ジダンはW杯後の現役引退を
すでに表明しているため
FIFAのプログラムのもとで3日間の
社会奉仕活動を行なうことになる。
また、マテラッツィが人種差別的な発言をしたとして
様々な憶測を呼んだが、そのような事実はなかった模様。
14日に事情聴取を受けたマテラッツィが主張するように
この日FIFAから事情聴取を受けたジダンも
人種差別を受けたことを否定した。