日本という国が本格的に西洋画を学び始めたころ、デッサンの基礎として石膏やポーズを決めた人物などがモチーフとなったのだが、画技の上達という点では確かに今でも有効であると思う。現代アートにおいて刻々とトレンドやルールがチェンジしていることからも教育指導は、明治のままでいいの?と言いたくなる。日本アートは発信する側も受ける側も相変わらず鎖国をしているのに似ている。学校教育でも古典的な価値基準を持った指導者により、優劣を植え付けられたおかげで、観賞する側も生涯その基準に縛られることになる。残念なことだ。