『箱入り娘とツンデレ女』第九話
優子の記憶が一部抜け落ちてるのは好都合だが念の為確認してみることに。
「なあ、本当に覚えてないのか?」
優子「え、何を?」
「お前、急に俺に抱き付いてきたと思ったら高熱にうなされて倒れたんだぜ?」
優子「はぁ?なんで私がわざわざあんたに抱きつかなきゃなんないのさ?意味わかんない嘘はやめてよねっ!」
「それがさっきまで俺の嫁になりたいって言ってた奴の言うセリフかよっ!」
優子「ちょっとちょっとちょっとぉ!いくら高熱あったって何で私が陽希のお嫁さんになりたいなんて言わなきゃいけないのさっ!」
「いや、だから、俺も変だとは思ったよ。その矢先にお前が倒れたんだって!」
優子「大失態だぁぁぁぁぁ!こともあろうにこの軟弱野郎の嫁になりたいとか言っていたなんてぇぇぇぇぇ!」
さすがに腹が立つ。優子に告げる。
「お前な!俺が連れてこなかったらインフルエンザでそれどころじゃなかったんだぞ!感謝されても文句を言われる筋合いはねえよ!俺が…………どれだけ心配したか…………(グスッ)」
思わず涙がこぼれる。
たかがインフルエンザといえども一歩間違えば命を落とす人間を病院に連れてきたのに文句を言われたのが悔しいのだ。
優子「わっ、何も泣くことないじゃん!わかったって!私が悪かった!本当にゴメン!」
こういう時の優子は不思議と優しい。
まあ、優しいというより普通の女の子らしいと言う方が正しいのだろうけど。
「まあ、良いよ。お前のそういう性格、俺は慣れてるからさ。それよりももう動いて大丈夫かお医者さん呼んでくるよ。」
そうだけ告げて優子の近くを去る。
あんなことがあった後だから正視できないのだ。
いくら高熱あったってああいうことは普通言わないハズ。
それを告げられたということは少なからず俺に対して気持ちを抱いていることになる。
まあ、そんなこと考えても仕方ないのだろう。
あれこれしてるうちに再診が終わる。
もう、優子はすっかり元気なようだ。
優子「さて、帰るかっ!」
「おい待て、ここは2キロも先の病院だぞ?今病み上がり直後の奴がそんなに歩けるとは思えない。無理はせず少し休んだ方が良い。」
優子「全く、心配性なんだね陽希はさ。わかった。また失態晒すのはイヤだし言う通りにするよ。」
「そうしてくれ。」
病院から帰る時も一苦労しそうだな。
まあ、とりあえず無事で良かったよ。
第十話へ続く
「なあ、本当に覚えてないのか?」
優子「え、何を?」
「お前、急に俺に抱き付いてきたと思ったら高熱にうなされて倒れたんだぜ?」
優子「はぁ?なんで私がわざわざあんたに抱きつかなきゃなんないのさ?意味わかんない嘘はやめてよねっ!」
「それがさっきまで俺の嫁になりたいって言ってた奴の言うセリフかよっ!」
優子「ちょっとちょっとちょっとぉ!いくら高熱あったって何で私が陽希のお嫁さんになりたいなんて言わなきゃいけないのさっ!」
「いや、だから、俺も変だとは思ったよ。その矢先にお前が倒れたんだって!」
優子「大失態だぁぁぁぁぁ!こともあろうにこの軟弱野郎の嫁になりたいとか言っていたなんてぇぇぇぇぇ!」
さすがに腹が立つ。優子に告げる。
「お前な!俺が連れてこなかったらインフルエンザでそれどころじゃなかったんだぞ!感謝されても文句を言われる筋合いはねえよ!俺が…………どれだけ心配したか…………(グスッ)」
思わず涙がこぼれる。
たかがインフルエンザといえども一歩間違えば命を落とす人間を病院に連れてきたのに文句を言われたのが悔しいのだ。
優子「わっ、何も泣くことないじゃん!わかったって!私が悪かった!本当にゴメン!」
こういう時の優子は不思議と優しい。
まあ、優しいというより普通の女の子らしいと言う方が正しいのだろうけど。
「まあ、良いよ。お前のそういう性格、俺は慣れてるからさ。それよりももう動いて大丈夫かお医者さん呼んでくるよ。」
そうだけ告げて優子の近くを去る。
あんなことがあった後だから正視できないのだ。
いくら高熱あったってああいうことは普通言わないハズ。
それを告げられたということは少なからず俺に対して気持ちを抱いていることになる。
まあ、そんなこと考えても仕方ないのだろう。
あれこれしてるうちに再診が終わる。
もう、優子はすっかり元気なようだ。
優子「さて、帰るかっ!」
「おい待て、ここは2キロも先の病院だぞ?今病み上がり直後の奴がそんなに歩けるとは思えない。無理はせず少し休んだ方が良い。」
優子「全く、心配性なんだね陽希はさ。わかった。また失態晒すのはイヤだし言う通りにするよ。」
「そうしてくれ。」
病院から帰る時も一苦労しそうだな。
まあ、とりあえず無事で良かったよ。
第十話へ続く
『箱入り娘とツンデレ女』第八話
このピンチをどう切り抜けるか。
そればかりが頭を巡る。
優子「陽希、ねえ、私…………どうしたら良い…………?」
「お、俺に聞かれても…………。」
優子「私のこと…………キライ?」
「そんなワケないだろっ!」
優子「でも、恋人にするなら美吉さんみたいな人が良いんだよね?」
「それは…………」
優子「わかっ…………」
バタッ!
優子が倒れる。一体何が起きた?
優子「ハアっ…………ハアっ…………」
息が荒い。さっきも吐息が熱かった。
もしかして?
「ちょっと待ってろ!」
体温計を探しだし熱を計る。
ピピピッ!
計測が終わる。優子の体温は…………39℃もある。
病院に連れて行った方が良いだろう。
「おいっ!病院行くぞ!立てるか?」
優子「う…………ん」
「仕方ない。タクシー呼ぶからあと少しの辛抱だ!」
ここから一番近い病院でも2キロはある。
まして、この高熱だ。歩かせるわけには行かない。
タクシーが到着し病院まで向かう。
安心は出来ない。
ようやく、診察が終わる。
診察結果は
『インフルエンザ』
だった。なるほど。優子が何だか変だったのはそれもあるのかもしれない。
医者「あんた彼氏かい?このコが余程大事なんだね。じゃないとタクシー使ってまで病院に連れてきたりしないだろう?」
「彼氏…………ではないです。腐れ縁の幼なじみですよ。いつも殴られまくってるのに今日妙な感じだっから異変には薄々気付いててコイツが急に倒れたからやっぱり焦りましたよ。」
医者「まあ、そう言うんじゃない。せっかくのバレンタインなんだしこのコにとってはいつか良い記念になる。今は点滴打ってるが普段それだけ元気なら明後日までには回復するからそれまで面倒見てやんな。若いのにしっかりしていて立派だ。お前さん、名前は?」
「葵陽希。陽希は太陽の陽に希望の希です。」
医者「良い名前じゃないか。まさにお前さんみたいな奴にピッタリの名前だ。最近自分の名前を嫌う若者が増えてるがお前さんは大事にしてくれよ。」
「ありがとうございます!僕もこの名前に負けないよう立派になりたいと思います。」
医者「なら、あとは優子さんの側にいてやりなさい。それが一番良い。」
医者に一礼し優子の病室へ。
さすがに心配だ。
と、気付くと優子はもう起き上がっていた。
優子「あれ?陽希、何で私病室にいるの?」
記憶がないらしい。それは好都合だ。
第九話へ続く
そればかりが頭を巡る。
優子「陽希、ねえ、私…………どうしたら良い…………?」
「お、俺に聞かれても…………。」
優子「私のこと…………キライ?」
「そんなワケないだろっ!」
優子「でも、恋人にするなら美吉さんみたいな人が良いんだよね?」
「それは…………」
優子「わかっ…………」
バタッ!
優子が倒れる。一体何が起きた?
優子「ハアっ…………ハアっ…………」
息が荒い。さっきも吐息が熱かった。
もしかして?
「ちょっと待ってろ!」
体温計を探しだし熱を計る。
ピピピッ!
計測が終わる。優子の体温は…………39℃もある。
病院に連れて行った方が良いだろう。
「おいっ!病院行くぞ!立てるか?」
優子「う…………ん」
「仕方ない。タクシー呼ぶからあと少しの辛抱だ!」
ここから一番近い病院でも2キロはある。
まして、この高熱だ。歩かせるわけには行かない。
タクシーが到着し病院まで向かう。
安心は出来ない。
ようやく、診察が終わる。
診察結果は
『インフルエンザ』
だった。なるほど。優子が何だか変だったのはそれもあるのかもしれない。
医者「あんた彼氏かい?このコが余程大事なんだね。じゃないとタクシー使ってまで病院に連れてきたりしないだろう?」
「彼氏…………ではないです。腐れ縁の幼なじみですよ。いつも殴られまくってるのに今日妙な感じだっから異変には薄々気付いててコイツが急に倒れたからやっぱり焦りましたよ。」
医者「まあ、そう言うんじゃない。せっかくのバレンタインなんだしこのコにとってはいつか良い記念になる。今は点滴打ってるが普段それだけ元気なら明後日までには回復するからそれまで面倒見てやんな。若いのにしっかりしていて立派だ。お前さん、名前は?」
「葵陽希。陽希は太陽の陽に希望の希です。」
医者「良い名前じゃないか。まさにお前さんみたいな奴にピッタリの名前だ。最近自分の名前を嫌う若者が増えてるがお前さんは大事にしてくれよ。」
「ありがとうございます!僕もこの名前に負けないよう立派になりたいと思います。」
医者「なら、あとは優子さんの側にいてやりなさい。それが一番良い。」
医者に一礼し優子の病室へ。
さすがに心配だ。
と、気付くと優子はもう起き上がっていた。
優子「あれ?陽希、何で私病室にいるの?」
記憶がないらしい。それは好都合だ。
第九話へ続く
『箱入り娘とツンデレ女』第七話
本気だったなら俺はそのときどうするんだろう。
幼なじみの優子にもしも告白されたならどう回答しただろう。
断るのか付き合うのか。
もちろん、気持ちに正直に行くならば断るだろう。
けれど、何だかんだで俺のことをよく理解してくれているのは優子だ。
だから悩むところ。
そんなことを考えていると声をかけられる。
優子「陽希ー!オムライスとハンバーグできたよー!」
そう、高校生ながら割と料理作れる奴だったりする。
嫁に行く先は困らないし料理だけなら嫁にしたい。不思議と上手いし美味いのだ。
「おっ、美味そうだなっ!じゃあ、いただきます!」
優子「私よりご飯かいっ!まあ、良いよ(笑)食べて。前よりも更に美味しくなったと思うよ。」
「おっ、マジで美味いっ!しかしオムライスのご飯をバターライスにするなんてよく考えたな。」
優子「バターライスでもイケるってわかったからね。ケチャップが二度もあるとクドそうで(笑)」
「まあ、俺はどっちも好きだけどたまにはこういうのも良いな。さて、次はハンバーグだっ!」
優子「ハンバーグは多分びっくりするよ!」
「おっ、本当にすげぇっ!」
何が凄いかと言うと、牛挽肉だけで作られていてしかも焼き加減が絶妙なのだ。
「これだけ作れたら嫁の貰い手に困らないから安心だなっ!」
優子「じゃあ、誰も見つからなかったら陽希に引き取ってもらって良いのかな?(笑)」
「わかったよ。見つからなかったら引き取ってやる。目覚まし時計から家政婦にランクアップだな。」
優子「ご飯食べときながらそんなこと言う?」
ヤバい、さっきまでのテンションで回避できないみたいだ。
「悪い悪い、でもさ、俺はイマイチわからないけどお前美人らしいし嫁の貰い手なんて沢山いるよ。そこまで心配しなくても良いって。」
優子「私は…………陽希のお嫁さんになりたいっ!」
「お前、また演技だったら縁切るぞ?」
優子「本気だよ!じゃないとこんな日に呼ばないっ!」
「まさか…………」
優子「そうだよ。多分、今、陽希が思った通りのこと考えてる。」
「そういうの早いって!しかも俺はまだ答えを出せないよっ!」
優子「でも…………今が私のチャンスだから。」
優子が俺を抱き締める。
身動きがとれず熱い吐息だけが吹きかかる。
優子のチャンスは俺のピンチだ。
どう、切り抜ければ…………?
第八話へ続く
幼なじみの優子にもしも告白されたならどう回答しただろう。
断るのか付き合うのか。
もちろん、気持ちに正直に行くならば断るだろう。
けれど、何だかんだで俺のことをよく理解してくれているのは優子だ。
だから悩むところ。
そんなことを考えていると声をかけられる。
優子「陽希ー!オムライスとハンバーグできたよー!」
そう、高校生ながら割と料理作れる奴だったりする。
嫁に行く先は困らないし料理だけなら嫁にしたい。不思議と上手いし美味いのだ。
「おっ、美味そうだなっ!じゃあ、いただきます!」
優子「私よりご飯かいっ!まあ、良いよ(笑)食べて。前よりも更に美味しくなったと思うよ。」
「おっ、マジで美味いっ!しかしオムライスのご飯をバターライスにするなんてよく考えたな。」
優子「バターライスでもイケるってわかったからね。ケチャップが二度もあるとクドそうで(笑)」
「まあ、俺はどっちも好きだけどたまにはこういうのも良いな。さて、次はハンバーグだっ!」
優子「ハンバーグは多分びっくりするよ!」
「おっ、本当にすげぇっ!」
何が凄いかと言うと、牛挽肉だけで作られていてしかも焼き加減が絶妙なのだ。
「これだけ作れたら嫁の貰い手に困らないから安心だなっ!」
優子「じゃあ、誰も見つからなかったら陽希に引き取ってもらって良いのかな?(笑)」
「わかったよ。見つからなかったら引き取ってやる。目覚まし時計から家政婦にランクアップだな。」
優子「ご飯食べときながらそんなこと言う?」
ヤバい、さっきまでのテンションで回避できないみたいだ。
「悪い悪い、でもさ、俺はイマイチわからないけどお前美人らしいし嫁の貰い手なんて沢山いるよ。そこまで心配しなくても良いって。」
優子「私は…………陽希のお嫁さんになりたいっ!」
「お前、また演技だったら縁切るぞ?」
優子「本気だよ!じゃないとこんな日に呼ばないっ!」
「まさか…………」
優子「そうだよ。多分、今、陽希が思った通りのこと考えてる。」
「そういうの早いって!しかも俺はまだ答えを出せないよっ!」
優子「でも…………今が私のチャンスだから。」
優子が俺を抱き締める。
身動きがとれず熱い吐息だけが吹きかかる。
優子のチャンスは俺のピンチだ。
どう、切り抜ければ…………?
第八話へ続く
色々、大変に…………。
また自分の置かれている環境の話です。
うちの職場はリーダーとサブリーダー含め三人のリーダー役がいますがうち一番上のリーダーが長期休暇に入りました。
以前も体調を崩して二週間ほどお休みしたことはあるのですが次のシフトの一ヶ月はまるまるいないんです。
自分が今の職場で働いて丸四年以上が経過し今年は五年目に入ったのですが今までこんなに長期休暇する人ではなかったのです。
また、以前のお休みの際にサブリーダーに
「○○さん大丈夫なんですか?心配そうな顔してますけど。」
と問いかけると
「心配に決まってるしょ。」
との返答が。ちなみにこのサブリーダー滅多にそういう発言をしない人なので余計に心配になりました。
そして、ラストまでリーダーがいない日というのも多々出てきます。
今までなら割とのんびり、自分の仕事をこなすだけで済みましたが次はだいぶ条件が違います。
周りの人をよく観察し、その人たちに合った配慮というものが求められてきます。
そんなことができるのか、今から不安です。
まあ、なるようにしかならないでしょうしあれこれ考えても仕方ないのでここいらで。
うちの職場はリーダーとサブリーダー含め三人のリーダー役がいますがうち一番上のリーダーが長期休暇に入りました。
以前も体調を崩して二週間ほどお休みしたことはあるのですが次のシフトの一ヶ月はまるまるいないんです。
自分が今の職場で働いて丸四年以上が経過し今年は五年目に入ったのですが今までこんなに長期休暇する人ではなかったのです。
また、以前のお休みの際にサブリーダーに
「○○さん大丈夫なんですか?心配そうな顔してますけど。」
と問いかけると
「心配に決まってるしょ。」
との返答が。ちなみにこのサブリーダー滅多にそういう発言をしない人なので余計に心配になりました。
そして、ラストまでリーダーがいない日というのも多々出てきます。
今までなら割とのんびり、自分の仕事をこなすだけで済みましたが次はだいぶ条件が違います。
周りの人をよく観察し、その人たちに合った配慮というものが求められてきます。
そんなことができるのか、今から不安です。
まあ、なるようにしかならないでしょうしあれこれ考えても仕方ないのでここいらで。
『箱入り娘とツンデレ女』第六話
いきなりの展開に驚く。
ただの幼なじみにしか見ていなかったコイツにいきなり言い寄られるとは予想だにしていなかった。
「まさか俺のこと…………好きなのか?」
ストレートに問いかける。
優子「…………」
返事がない。頬を赤らめ目を逸らされる。
「そこまで恥ずかしい間柄でもないだろ?答えてくれよ。」
優子「実はね…………」
妙にもったいぶる。
こちらとしては精神衛生上よろしくないので早く答えてほしい。
そしてしばしの沈黙の後、優子が答える。
優子「ドッキリでしたぁぁぁぁぁ!」
「はぁぁぁぁっ!?」
優子「さっきの下校中の話でちょっと試してみたくなっちゃって。」
「俺、少しは期待したんだよ?」
優子「ゴメンね~あまりに真面目に話すからこういうドッキリわかると思って(笑)」
「わかんねえよっ!じゃあ頬を赤らめたのも演技かよ!?」
優子「女優顔負けだったでしょ♪」
「優子、殴らないで聞いてくれ。」
優子「何?」
「お前、間違いなく女優と…………」
優子「女優と…………何?」
「結婚詐欺師に向いてるわ。俺まで騙すとはさすが頭の良い奴だけあるよ。」
優子「結婚詐欺師って…………せめて女優にしてよねぇ。」
「わかったよ。お前間違いなく女優に向いてる。」
優子「ふふっ♪陽希も騙されるくらいだもんねえ(笑)」
「ああ、そうだな。ところで、おじさんやおばさんがいないのはマジか?」
優子「変なこと聞くんだね。そんなこと嘘ついてどうすんの?」
「それもそうだけど…………」
あれ?おかしいぞ?
本当にさっきのは演技だったのか?
あえてそこを触れないようにし話を続ける。
「なあ、俺が仮にお前を好きだったらどうするつもりだったんだ?その先のステップまで進む可能性は考えてなかったのか?」
優子「え…………?」
「仮に俺がお前を好きだった場合演技だったなら凄く傷つくことになってたんだぞ?そこまで考えてくれてたのか?」
優子「そ、それは…………」
「何も怒って言ってるワケじゃないさ。ただ、あれを言われた時俺がどういう気持ちだったかも考えてほしくて。まあ、幼なじみだしお前のこともよく知ってるから大丈夫だよ。あまり気にするな。」
優子「ゴメンね…………。」
本当にどうしたんだコイツ。
いつもなら間違いなく殴りにくるのに殴りにこない。
もし、さっきのが実は本気だったとしたら…………?
第七話へ続く
ただの幼なじみにしか見ていなかったコイツにいきなり言い寄られるとは予想だにしていなかった。
「まさか俺のこと…………好きなのか?」
ストレートに問いかける。
優子「…………」
返事がない。頬を赤らめ目を逸らされる。
「そこまで恥ずかしい間柄でもないだろ?答えてくれよ。」
優子「実はね…………」
妙にもったいぶる。
こちらとしては精神衛生上よろしくないので早く答えてほしい。
そしてしばしの沈黙の後、優子が答える。
優子「ドッキリでしたぁぁぁぁぁ!」
「はぁぁぁぁっ!?」
優子「さっきの下校中の話でちょっと試してみたくなっちゃって。」
「俺、少しは期待したんだよ?」
優子「ゴメンね~あまりに真面目に話すからこういうドッキリわかると思って(笑)」
「わかんねえよっ!じゃあ頬を赤らめたのも演技かよ!?」
優子「女優顔負けだったでしょ♪」
「優子、殴らないで聞いてくれ。」
優子「何?」
「お前、間違いなく女優と…………」
優子「女優と…………何?」
「結婚詐欺師に向いてるわ。俺まで騙すとはさすが頭の良い奴だけあるよ。」
優子「結婚詐欺師って…………せめて女優にしてよねぇ。」
「わかったよ。お前間違いなく女優に向いてる。」
優子「ふふっ♪陽希も騙されるくらいだもんねえ(笑)」
「ああ、そうだな。ところで、おじさんやおばさんがいないのはマジか?」
優子「変なこと聞くんだね。そんなこと嘘ついてどうすんの?」
「それもそうだけど…………」
あれ?おかしいぞ?
本当にさっきのは演技だったのか?
あえてそこを触れないようにし話を続ける。
「なあ、俺が仮にお前を好きだったらどうするつもりだったんだ?その先のステップまで進む可能性は考えてなかったのか?」
優子「え…………?」
「仮に俺がお前を好きだった場合演技だったなら凄く傷つくことになってたんだぞ?そこまで考えてくれてたのか?」
優子「そ、それは…………」
「何も怒って言ってるワケじゃないさ。ただ、あれを言われた時俺がどういう気持ちだったかも考えてほしくて。まあ、幼なじみだしお前のこともよく知ってるから大丈夫だよ。あまり気にするな。」
優子「ゴメンね…………。」
本当にどうしたんだコイツ。
いつもなら間違いなく殴りにくるのに殴りにこない。
もし、さっきのが実は本気だったとしたら…………?
第七話へ続く
『箱入り娘とツンデレ女』第五話
本屋を後にし俺たちは自宅へと向かう。
そのとき、優子がいきなりこんなことを言い出した。
優子「ねえ、男の子ってさっき陽希が言ってたツンデレ女と美吉さんみたいなおしとやかな女の子のどっちが好き?」
やっぱり男の悩みだったのか。
俺としてはおしとやかな女の子が好きだが殴られるのも勘弁なのでこう答えた。
「俺はね、美吉のようなおしとやかな女の子の方が好きだけどツンデレ女の方が好きって奴も多いよ。おしとやかなコと違って別の魅力があったりもするしね。」
優子「別の魅力?」
「そう。さっきも言ったけどたまに優しいんだよ、ツンデレって。だからそういうギャップに惚れる人もいるわけだ。」
優子「そう…………。」
コイツがこんな反応なのもなかなか珍しい。
こりゃあかなり真剣なんだろう。
「殴らないで聞いてほしいけどお前がそういう質問するってかなり真剣なんだろう?」
優子「まあね。その人すごい鈍感みたいだし私が好意伝えても気付かなさそうだから悩んでるの。」
なるほど。好意のお相手はかなり鈍感らしい。
さすがのコイツも悩むワケだよな。
「まあ、相手によって気付く気付かないの差はあるにせよ気持ちを伝えるって大事なことだと思うよ。何て言うか、気持ちに正直な人と正直じゃない人とで伝わり方はかなり違うからね。」
優子「そんなの…………わかってる…………。」
こんな反応がさっきからだ。
恋をしたからか妙に色っぽく見えてしまう。
いかんいかん、コイツはただの幼なじみの目覚まし時計だ。
無機物に色気を見出してどうする。
そんな話をするうちに自宅に着く。
優子「ねえ、久しぶりに私の家に寄ってく?」
「たまには良いな。いつも俺の家ばっかりだし久しぶりに寄ってみたいな。」
優子「良いよ、入って。」
「しかしお前からお誘いとは珍しいな。一体どうした?」
優子「今日ね、お父さんもお母さんも出掛けてていないから寂しいの…………。」
「お前今日はいきなりどうしたんだよ?いつもならそんなこと絶対に言わないのに。」
優子「さっき陽希は気持ちに正直になれって言ったよね?」
「言ったけど…………まさか?」
優子「そうだよ。私、陽希のことずっと…………。」
何、この恋愛漫画みたいな展開?
つまりコイツは俺のことを…………?
第六話へ続く
そのとき、優子がいきなりこんなことを言い出した。
優子「ねえ、男の子ってさっき陽希が言ってたツンデレ女と美吉さんみたいなおしとやかな女の子のどっちが好き?」
やっぱり男の悩みだったのか。
俺としてはおしとやかな女の子が好きだが殴られるのも勘弁なのでこう答えた。
「俺はね、美吉のようなおしとやかな女の子の方が好きだけどツンデレ女の方が好きって奴も多いよ。おしとやかなコと違って別の魅力があったりもするしね。」
優子「別の魅力?」
「そう。さっきも言ったけどたまに優しいんだよ、ツンデレって。だからそういうギャップに惚れる人もいるわけだ。」
優子「そう…………。」
コイツがこんな反応なのもなかなか珍しい。
こりゃあかなり真剣なんだろう。
「殴らないで聞いてほしいけどお前がそういう質問するってかなり真剣なんだろう?」
優子「まあね。その人すごい鈍感みたいだし私が好意伝えても気付かなさそうだから悩んでるの。」
なるほど。好意のお相手はかなり鈍感らしい。
さすがのコイツも悩むワケだよな。
「まあ、相手によって気付く気付かないの差はあるにせよ気持ちを伝えるって大事なことだと思うよ。何て言うか、気持ちに正直な人と正直じゃない人とで伝わり方はかなり違うからね。」
優子「そんなの…………わかってる…………。」
こんな反応がさっきからだ。
恋をしたからか妙に色っぽく見えてしまう。
いかんいかん、コイツはただの幼なじみの目覚まし時計だ。
無機物に色気を見出してどうする。
そんな話をするうちに自宅に着く。
優子「ねえ、久しぶりに私の家に寄ってく?」
「たまには良いな。いつも俺の家ばっかりだし久しぶりに寄ってみたいな。」
優子「良いよ、入って。」
「しかしお前からお誘いとは珍しいな。一体どうした?」
優子「今日ね、お父さんもお母さんも出掛けてていないから寂しいの…………。」
「お前今日はいきなりどうしたんだよ?いつもならそんなこと絶対に言わないのに。」
優子「さっき陽希は気持ちに正直になれって言ったよね?」
「言ったけど…………まさか?」
優子「そうだよ。私、陽希のことずっと…………。」
何、この恋愛漫画みたいな展開?
つまりコイツは俺のことを…………?
第六話へ続く
今日
色々とドニチカキップで回ってました。
まあ、主に邪魔になったカードの買取にです。
(微オタクというのは先のブログに書きましたが。)
そして、お昼と夜の二回その店に買取出しに行きました。
顔見知りである程度お話できる方が何名かいるのでさらっと会話しました。
ちなみに、そのお店は来月中旬に場所が移転になり営業開始時間も遅くなるので今まで仕事前行けたのがあまり行けなくなります。
その話をすると若干残念そうな顔をしてくれたのが自分にとっては嬉しかったです。
たかが自分ごとき一人行けないところで支障はないだろうと思いますが『一人』として意識してもらえてるのが嬉しいのです。
自分滑舌悪いので話すの苦手ですが正直
『ありがとう』
と言いたい。そんなお話でした。
自分の職場では上期から同じ仲間内でありながら周りをまとめて色々気付いて行かなきゃいけない役割を頂いたので彼らのようなレベルの高い接客のスキルを見習っていきたいと思います。
まあ、主に邪魔になったカードの買取にです。
(微オタクというのは先のブログに書きましたが。)
そして、お昼と夜の二回その店に買取出しに行きました。
顔見知りである程度お話できる方が何名かいるのでさらっと会話しました。
ちなみに、そのお店は来月中旬に場所が移転になり営業開始時間も遅くなるので今まで仕事前行けたのがあまり行けなくなります。
その話をすると若干残念そうな顔をしてくれたのが自分にとっては嬉しかったです。
たかが自分ごとき一人行けないところで支障はないだろうと思いますが『一人』として意識してもらえてるのが嬉しいのです。
自分滑舌悪いので話すの苦手ですが正直
『ありがとう』
と言いたい。そんなお話でした。
自分の職場では上期から同じ仲間内でありながら周りをまとめて色々気付いて行かなきゃいけない役割を頂いたので彼らのようなレベルの高い接客のスキルを見習っていきたいと思います。
近況でも
一旦駄作の小説離れて近況でも。
まあ、読んでくれてる方がいるかどうかは別として(笑)
僕はとあるお店でレジをしています。
年齢とか性別を考慮するならこんなことしてないでもっと稼げるところに行くべきなんです。
先の日記にも書いてますが微妙にオタクです。
正直、カードゲーム取り扱う店で働いてみたいのが本音。
けれど、問題が多すぎます。
まず、カードゲーム取り扱うお店の大半は行ったことがあるし顔見知りになっていること。
一部店員さんとは変に親交があること。
やっぱり、親交があるお店で面接とか受けるのは落ちた時のリスクが高いしあまり良くないと思うんです。
それに加え、今の職場では特に何てことないですが上期から一応の役割が当てられているのでそこは責任持たなきゃいけませんしね。
こんなこと書くとアレな人だと思われそうですがちゃんと行ける大学に進学すれば良かったと今更ながら後悔しています。
けれど、後悔すると同時にネット絡みやリアルで知り合い仲良くなった方たちとは進学していたら知り合えなかっただろう人も多数いるのでそういう面は良かった気がします。
あ、私一応人見知りですからね。
ネットやメールでは本音ある程度言えますけどリアルになるとすごくひねくれます。
本質ではありません。コミュニケーションがド下手なんです。
例えば、好きになった女性が可愛いと思ってもストレートに言えずただ可愛いだけの女性には可愛いって言えるようなひねくれぶり。
長々書きましたがちょくちょくブログ読んでくれてるらしい皆さん、見てくれるだけでも構わないんでこれからもよろしくお願いしますね。
まあ、読んでくれてる方がいるかどうかは別として(笑)
僕はとあるお店でレジをしています。
年齢とか性別を考慮するならこんなことしてないでもっと稼げるところに行くべきなんです。
先の日記にも書いてますが微妙にオタクです。
正直、カードゲーム取り扱う店で働いてみたいのが本音。
けれど、問題が多すぎます。
まず、カードゲーム取り扱うお店の大半は行ったことがあるし顔見知りになっていること。
一部店員さんとは変に親交があること。
やっぱり、親交があるお店で面接とか受けるのは落ちた時のリスクが高いしあまり良くないと思うんです。
それに加え、今の職場では特に何てことないですが上期から一応の役割が当てられているのでそこは責任持たなきゃいけませんしね。
こんなこと書くとアレな人だと思われそうですがちゃんと行ける大学に進学すれば良かったと今更ながら後悔しています。
けれど、後悔すると同時にネット絡みやリアルで知り合い仲良くなった方たちとは進学していたら知り合えなかっただろう人も多数いるのでそういう面は良かった気がします。
あ、私一応人見知りですからね。
ネットやメールでは本音ある程度言えますけどリアルになるとすごくひねくれます。
本質ではありません。コミュニケーションがド下手なんです。
例えば、好きになった女性が可愛いと思ってもストレートに言えずただ可愛いだけの女性には可愛いって言えるようなひねくれぶり。
長々書きましたがちょくちょくブログ読んでくれてるらしい皆さん、見てくれるだけでも構わないんでこれからもよろしくお願いしますね。
『箱入り娘とツンデレ女』第四話
放課後。例のごとく目覚まし時計が俺の元へくる。
優子「ほらっ!さっさと帰るよっ!」
俺の気持ちは関係なしに帰宅を急かされる。
たまにはのんびりしたくなったのでそれとなく伝えてみる。
「そうそう、駅前に新しい本屋できたみたいだしちょっと寄ってみないか?」
一応、これは本当の話。
それに、俺も優子も割と本は好きだったりするのでのんびりしたい意味も込めて誘ってみる。
優子「えっ、本当?行きたかったんだよね。じゃあ行くかっ!」
「随分乗り気だなあ。珍しいし雷でも降るんじゃね?」
ドスッ!
また殴られたようだ。
加減というものを知ってほしい…………。
そんなこんなで駅前の本屋へ到着。
気が付くと奴は恋愛関係の本を読んでいる。
「お前いきなりどうしたんだよ?」
顔を赤らめながら
優子「良いじゃないっ!別にっ!」
なるほど、本当に好きな男ができたのか。
これが上手く行けば俺の殴られる機会はなくなるかもしれないし是非とも上手く行ってほしい。
「まあ、好きな奴くらいできるよな。一応お年頃の女だ。上手く行ってくれると俺も殴られる機会なくなるかもしれないし助かるよ。」
鈍い痛みがカラダを突き抜ける。
まさかとは思ったが既に殴られた後だった。
優子「ねぇ陽希、死にたいのかな?」
ヤベェ、目が笑ってないのに口元だけ笑っているよ。
これは完全に殺意に満ちてる。
命の危険を感じたのでひたすら謝る。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。」
ひぐらしのなく頃にみたいな謝り方だ。
だがそれほど怖かった。
優子「あははははっ!可笑しい!誰も殺すわけないじゃない!冗談くらいわかってよ♪」
「いつもあれだけ殴られていたら冗談も冗談に聞こえねえよ。お前は美吉と違ってツンデレ女に近いよな。最も、デレ部分があまりに足りなさすぎだがね。」
優子「ツンデレ?」
「ああ、普段ツンツンしてるけど時折優しかったりデレてくれたりするようなタイプを指すんだよ。」
優子「なるほどね~私はツンツン女ってことかっw」
「飲み込みが早い。さすがは成績優秀者だよ。」
実はコイツ、うちのクラスのトップでもある。
そんな色々優れものな奴と幼なじみなのはある意味感謝すべきなのかな。
できれば、ツンツン女ではなくツンデレ女の方になってほしいがコイツにそれを望むのは難しいだろう。
そう思いながら二人で、本屋を後にする。
第五話へ続く
優子「ほらっ!さっさと帰るよっ!」
俺の気持ちは関係なしに帰宅を急かされる。
たまにはのんびりしたくなったのでそれとなく伝えてみる。
「そうそう、駅前に新しい本屋できたみたいだしちょっと寄ってみないか?」
一応、これは本当の話。
それに、俺も優子も割と本は好きだったりするのでのんびりしたい意味も込めて誘ってみる。
優子「えっ、本当?行きたかったんだよね。じゃあ行くかっ!」
「随分乗り気だなあ。珍しいし雷でも降るんじゃね?」
ドスッ!
また殴られたようだ。
加減というものを知ってほしい…………。
そんなこんなで駅前の本屋へ到着。
気が付くと奴は恋愛関係の本を読んでいる。
「お前いきなりどうしたんだよ?」
顔を赤らめながら
優子「良いじゃないっ!別にっ!」
なるほど、本当に好きな男ができたのか。
これが上手く行けば俺の殴られる機会はなくなるかもしれないし是非とも上手く行ってほしい。
「まあ、好きな奴くらいできるよな。一応お年頃の女だ。上手く行ってくれると俺も殴られる機会なくなるかもしれないし助かるよ。」
鈍い痛みがカラダを突き抜ける。
まさかとは思ったが既に殴られた後だった。
優子「ねぇ陽希、死にたいのかな?」
ヤベェ、目が笑ってないのに口元だけ笑っているよ。
これは完全に殺意に満ちてる。
命の危険を感じたのでひたすら謝る。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。」
ひぐらしのなく頃にみたいな謝り方だ。
だがそれほど怖かった。
優子「あははははっ!可笑しい!誰も殺すわけないじゃない!冗談くらいわかってよ♪」
「いつもあれだけ殴られていたら冗談も冗談に聞こえねえよ。お前は美吉と違ってツンデレ女に近いよな。最も、デレ部分があまりに足りなさすぎだがね。」
優子「ツンデレ?」
「ああ、普段ツンツンしてるけど時折優しかったりデレてくれたりするようなタイプを指すんだよ。」
優子「なるほどね~私はツンツン女ってことかっw」
「飲み込みが早い。さすがは成績優秀者だよ。」
実はコイツ、うちのクラスのトップでもある。
そんな色々優れものな奴と幼なじみなのはある意味感謝すべきなのかな。
できれば、ツンツン女ではなくツンデレ女の方になってほしいがコイツにそれを望むのは難しいだろう。
そう思いながら二人で、本屋を後にする。
第五話へ続く
『箱入り娘とツンデレ女』第三話
午前の授業が終わり昼休み。
俺は屋上にいた。ここにだけは不思議と優子の奴は来ないのだ。
一人、弁当をのんびり食うことができて非常に気楽だったりする。
ん?
ふと見ると屋上に俺の気になる女の子、美吉がいた。
可憐「あれ?朝の…………確か陽希くんでしたっけ?」
優子が大声で話していたせいでインパクトが強かったのだろう。
あっさり名前を覚えられてしまったようだ。
「そうだよ。葵陽希。こんな名前なかなかいないし朝アイツが叫んでたせいでインパクト強かったよね。」
可憐「まあ(笑)でも良い名前ですね。太陽のように希望を抱くって意味ですか?」
「うん、母さんが付けてくれたんだ。周りは女みたいとか言うけど僕はこの名前気に入ってる。それだけ大事にされてるのがわかるから。」
可憐「私もそう思いますよ。」
憧れの女の子に名前を褒められるなんて非常に嬉しいことだ。
続けて俺も言葉を返す。
「可憐さん、だっけ?」
可憐「はい?」
「すごく綺麗な名前だよ。それに今時珍しい黒髪のロングが似合ってて可愛いと思う。」
カアアアアアッ
(可憐が頬を赤らめる)
可憐「えっ、えっ、ありがとうっ…………」
何だ?褒められるの
に慣れてないのか?
「何もそこまで動揺しなくても…………もしかしてあまりそういうところ褒められたことないのかい?」
可憐「はいっ、そんな風に褒めてくれたの陽希くんが初めてで思わずドキッとしちゃいました…………。」
こりゃあ意外。本当にお嬢様だよ。
あ、そろそろ昼休みが終わりそうな時間だ。
「まあ、また気が向いたら屋上きてよ。」
可憐「はい…………。」
まさかの遭遇だけど手応えは良い感じ。
けど、いきなりドキッとしたって言われたら俺も色々期待しちゃうよ。
しかしよくわからないコだなあ。
朝はあんな感じだったのにちょっと褒めてみたら頬を赤らめるとか。
これが正真正銘の
『箱入り娘』
って奴か?名前からしても正にそんな感じだし着物とか似合うんだろうなあ…………。
そんなことを考えながら授業に戻るのであった。
第四話へ続く
俺は屋上にいた。ここにだけは不思議と優子の奴は来ないのだ。
一人、弁当をのんびり食うことができて非常に気楽だったりする。
ん?
ふと見ると屋上に俺の気になる女の子、美吉がいた。
可憐「あれ?朝の…………確か陽希くんでしたっけ?」
優子が大声で話していたせいでインパクトが強かったのだろう。
あっさり名前を覚えられてしまったようだ。
「そうだよ。葵陽希。こんな名前なかなかいないし朝アイツが叫んでたせいでインパクト強かったよね。」
可憐「まあ(笑)でも良い名前ですね。太陽のように希望を抱くって意味ですか?」
「うん、母さんが付けてくれたんだ。周りは女みたいとか言うけど僕はこの名前気に入ってる。それだけ大事にされてるのがわかるから。」
可憐「私もそう思いますよ。」
憧れの女の子に名前を褒められるなんて非常に嬉しいことだ。
続けて俺も言葉を返す。
「可憐さん、だっけ?」
可憐「はい?」
「すごく綺麗な名前だよ。それに今時珍しい黒髪のロングが似合ってて可愛いと思う。」
カアアアアアッ
(可憐が頬を赤らめる)
可憐「えっ、えっ、ありがとうっ…………」
何だ?褒められるの
に慣れてないのか?
「何もそこまで動揺しなくても…………もしかしてあまりそういうところ褒められたことないのかい?」
可憐「はいっ、そんな風に褒めてくれたの陽希くんが初めてで思わずドキッとしちゃいました…………。」
こりゃあ意外。本当にお嬢様だよ。
あ、そろそろ昼休みが終わりそうな時間だ。
「まあ、また気が向いたら屋上きてよ。」
可憐「はい…………。」
まさかの遭遇だけど手応えは良い感じ。
けど、いきなりドキッとしたって言われたら俺も色々期待しちゃうよ。
しかしよくわからないコだなあ。
朝はあんな感じだったのにちょっと褒めてみたら頬を赤らめるとか。
これが正真正銘の
『箱入り娘』
って奴か?名前からしても正にそんな感じだし着物とか似合うんだろうなあ…………。
そんなことを考えながら授業に戻るのであった。
第四話へ続く