昨日の夜は知人と久しぶりに会った。


2人とも大学の同期で同学科で同研究室だった。


1人は某メガバンクに勤めている。


もう1人は外資の某大手電機メーカーに勤めている。


5年ぶりだが皆歳をとったなぁと居酒屋で酒を酌み交わしながら談笑した。


2人とも結婚しており妻子を養っている。


奥さんも仕事やパートをしていてダブルインカムなので悠々自適のようだ。


独身貴族の私には理解できない悩みがあり酔うと愚痴ばかり出る始末で2人が意気投合しているのを見るにつけヤヘヤレといった具合だ。


終いにはなぜお前はいつまで好き勝手やっているのかと詰められた。


そして「誰でもいいから結婚しろ」とのこと。


今更そんな無謀なことは絶対にお断りだ。


2次会は仲間の行きつけのスナックでカラオケをしながら友好を深めた。


6時半頃から飲み始めたおじさん達は程なく眠くなり23時には解散し私は午前様にはなったが無事に帰宅した。


私が2次会で早期退職するかもしれないと話をすると2人はとてもビックリしていた。


が、あまり根掘り葉掘り詮索されることはなく「これも独身だからできることだ」と言われてしまった。


2人とも謙遜しているのだと思うが、ダブルインカムでも案外貯金はないらしい。


まだ家のローンを払い続けているとか子供の学費や塾や習い事にお金が結構かかるらしく、共働きは支出も多く税金も高いとのこと。

食費や光熱費やお小遣いとか冠婚葬祭や親族との付き合いやご両親の面倒なども家計に響くのだと。


聞けば聞くほど厄介な話ばかりでつくづく独身で良かったと思った。


私は家のローンは5千万円位だったが確か7年くらいで完済してしまったからしがらみはないが、ローンがあると仕事を辞める訳にはいかないようだし、最近は金利が上昇していて返済額も上がっていて変動金利から固定金利に変更するか悩んでいるんだと。


でも、なんだかんだとグダグダ言っていてもさすが大手一流企業にお勤めなので悲壮感はなく私には味わえない幸せな生活を送っているんだろうと感じた。


別れ際に再会を約束ししっかり握手をした。


次に会えるのはいつだろう。


その頃には私は無職になっているのかなぁ。


電車では寝過ごすことのないよう敢えて座らずにつり革につかまりながらそんなことを考えた。


最寄り駅から自宅まで傘をさしフラフラと歩きながら楽しかった一時に思い出し笑いをしてしまった。


そして改めて結婚し誰かと一生暮らしていくなんて苦行は私には向いてないなぁと悟った。