今日の博多での昼食はコスパ最強だった。
同僚と3人で向かったのは以前お客様に連れて行ってもらった小料理屋だ。
女将さんが手作りの料理をご馳走してくれる。
店は10人ほど座れるカウンターしか無い小さな店だ。
満席で数人並んでいたがちょうど入れ替わりのタイミングだったようで10分ほどで入店できた。
メインはチキンカツかとり天かミックスの定食を選ぶのだが、その後は女将さんがこれでもかとおまけをしてくれるスタイル。
定食が出来るまできんぴらごぼうやポテトサラダや野菜炒めなどの小鉢が出て来る。
定食が出て来たてからは高菜や生卵が食べ放題。
更にまだ食べれる?と聞きながら鯛の半身焼きやコロッケも追加で出て来た。
「もっと食べなさい」とご飯とお味噌汁をおかわりさせる女将さんの話術に55歳のおじさんはされるがまま。
漫画のような大盛りご飯と九州の独特な味噌を使い魚のアラと野菜が沢山煮込まれたアッツアツのお味噌汁が2杯目なのに美味い。
生卵も2個いただいた。
TKGに醤油を入れずに高菜を沢山混ぜて食べると「福岡にいるんだなぁ」と実感する。
女将さんはまだ食べれるならと別のお客に作っていたつくね団子焼をいくつかお裾分けしてくれたがさすがにこれ以上はもう無理だとギブアップ。
黙って食べていたらどんどん出て来そうな勢いだ。
つくね団子焼を皆で無理矢理口に放り込み会計してもらった。
これで税込み900円。
どれもこれも女将さんの手作りで美味かった。
同僚もこんな店初めてだと感動していた。
その店を教えてくださったお客様は数年前に定年退職され悠々自適に暮らしておられるが帰りがけに女将さんにその話をしたら
覚えておられた。
夜も営業しておりお酒も呑めるようでよく来られていたそうで「皆さんも良かった来てくださいね」と。
小さな店でカウンター越しで対話をしながら美味しい料理をこれでもかと振る舞うサービス精神に脱帽。
今度は近くのホテルに泊まりお酒を呑みに行こうと思う。