現場の保育士さんから良い質問があったので、回答したものをブログ記事にしておきます。

Q: 保育園の発表会で「世界がひとつになるまで」を歌うことになったが、楽譜選びで迷っている。
①右手は歌メロ、左手は伴奏
②歌メロなしの両手で伴奏
のどちらがいいだろうか?
子どもには①が歌いやすいと思うが、お客さんからは②のほうがきれいに聞こえるのだろうか?また、弾く側にとってどちらが難しいか?

A: 間違いなく①が歌いやすいです。②で、歌を保育者も一緒に歌うのなら、①も②も同じだと思います。
お客さんがきく場合、子どもが正しい音程で元気よく自信をもって歌うのならば、①でも②でも同じように聞こえると思います。が、ひねくれた見方をすると、②の伴奏だけで子どもが歌っているほうが「すごい」と思う人もいるでしょうし、「かなり練習したんだろうな」と思う人もいるでしょう。
大事なのは、子どもが楽しんで自信を持って歌える伴奏か、だと思います。

弾くほうの立場で①と②の難易度は、それぞれ得手不得手があり、なんとも言えませんが、覚えやすく弾きやすいのは、やはり歌メロを弾く①のほうだと思います。
既に楽譜を決めて練習されていたとしても、楽譜通りでなく、難しいところは自分の弾きやすいようにアレンジしていいと思います。
私がアレンジしたもの(歌メロ含む①のパターン)があるので、参考にしてみてください。

★世界がひとつになるまで - 簡単ピアノソロ楽譜付きオリジナルアレンジ

バイエル終了程度の難易度です。

★世界がひとつになるまで - 超簡単ピアノソロ4パターン楽譜付きアレンジ初心者用

こちらは、とても簡単に弾けると思います。
右手はすべて、メロディーを単音で弾くだけで、左手の伴奏が4通りです。
①3度の和音 & 2分音符のリズム(左手は♪ジャーン、ジャーンと弾く)
②3度の和音 & 4分音符のリズム(①の和音を弾く回数が倍になる)
③オクターブ伴奏(手をパーにして、全部小指と親指で弾く形)
④1~3の混合案

 


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