※令和4年度で終わらせるつもりでしたが、本業が忙しいのと、低評価も多いしモチベーションが続かないことで遅れております…(0・1・2歳児クラスは1年分できてますが、3・4歳児クラスの7月~3月、5歳児クラスの10月~3月が未完成です)。

 

※記事のページ容量オーバーのため、クイックリンクは別の記事に移動しました。

 

《※この記事は、2年かけて更新していきます。令和3年度は未満児クラス分、令和4年度は以上児クラス分を、保育と並行して保育計画作成の参考にできるようにアップしていきます。》

保育士の保育計画書類作りは大変だという声をよくききます。うちの園でも提出の遅れる先生、休みの日に図書館で半日かけて書く先生、夕方に残って書く先生…。勤務中は子どもをみないといけないので、書く時間がなかなかとれません。

「アレクサ、週案作って」で、一瞬で作れたらなぁ~。

 

保育雑誌の丸写しはちょっといけない気がしますが、保育所保育指針に沿って保育計画を立てるので、実際どこの園のどのクラスでも、おおまかなところは似たような内容になります。なので、年案、月案くらいはだいたい同じでもいいのではと思います。もちろん、自分の言葉で、自分のやりたい保育を書くのが理想ですが。

月案と、週案の半分くらいは、保育雑誌の丸写し。そして、週日案の半分くらいをしっかりと自分の言葉で書く。そういう風にどこかで時間短縮しないと、勤務時間外のサービス残業や持ち帰り仕事になるのが現状ではないでしょうか。

 

そういう、保育士の負担軽減の思いで、1年以上かけて、1クラス1年分の約4000例文×6クラス=約24000例文を集めてきました。(1クラス約4000例文ですが、重複する文を省くと、正味約3000例文です。)

 

1クラス約4000例文、重複する文を省くと、正味約3000例文

→例文の正確な数をカウントして記していきます。

0歳児 4288文(正味2727文)

1歳児 4908文(正味2833文)

2歳児 5796文(正味3342文)

3歳児 令和4年度にとりかかります

4歳児 令和4年度にとりかかります

5歳児 令和4年度にとりかかります

 

それを細かく分類し、月案の書式にランダムで表示させるようなプログラムを作りました。

プログラムはうちの園の担任用に作ったので公開しませんが、そうやって生成したランダム月案を、ひと月60枚分、動画にして公開していこうと思います。保育雑誌の例文を参考にするのと同じ感覚で活用してください。

活用の仕方としては、

  • 月案や週案の文章が思い浮かばないとき、ぼーっと流して見ながら、ピンときた文章を書き写す
  • どんな保育を計画するかが思い浮かばないとき、文章を見ながらどういう遊びや生活を保育で展開できるかを想像する
  • シークバーを動かし、てきとうなところの文章を参考にする
  • 「月のねらい」や「養護の環境構成」など、保育計画作成でいい文章が思い浮かばないときに、シークバーを動かして、絞った項目の例文だけを見ていく

…などなど。

 

とりあえず令和3年度は、0歳、1歳、2歳児クラス分だけです。

最終的には、全クラスの1年分を作るつもりですが、0歳児クラスの1年分を作るのに、1年以上かかっています。かなりの手間がかかるので、令和4年度に3歳、4歳、5歳児クラス分を作成する予定です。

令和3年度に未満児分、令和4年度には以上児分と、全クラス分を作成しますので、このランダム月案を活用したい保育士の方は、ブックマークかチャンネル登録をしておくと便利です。

 

※最初に説明が1分あります。ランダムに例文を表示し、1分ごとに変わります。1時間がひと月分で、60回変わります。

━━【4~6月】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ランダム月案 - 0歳 4月・5月・6月

 

◆ランダム月案 - 1歳 4月・5月・6月

 

◆ランダム月案 - 2歳 4月・5月・6月

 

◆ランダム月案 - 3歳 4月・5月・6月

 

◆ランダム月案 - 4歳 4月・5月・6月

 

◆ランダム月案 - 5歳 4月・5月・6月

 

0:01:00~ 4月
1:01:00~ 5月
2:01:00~ 6月

━━【7~9月】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ランダム月案 - 0歳 7月・8月・9月

 

◆ランダム月案 - 1歳 7月・8月・9月

 

◆ランダム月案 - 2歳 7月・8月・9月

 

 

◆ランダム月案 - 3歳 7月・8月・9月

《アップ予定は未定》

 

◆ランダム月案 - 4歳 7月・8月・9月

《アップ予定は未定》

 

◆ランダム月案 - 5歳 7月・8月・9月

 

0:01:00~ 7月
1:01:00~ 8月
2:01:00~ 9月

 

━━【10~12月】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ランダム月案 - 0歳 10月・11月・12月

 

◆ランダム月案 - 1歳 10月・11月・12月

 

◆ランダム月案 - 2歳 10月・11月・12月

 

◆ランダム月案 - 3歳 10月・11月・12月

《アップ予定は未定》

 

◆ランダム月案 - 4歳 10月・11月・12月

《アップ予定は未定》

 

◆ランダム月案 - 5歳 10月・11月・12月

《アップ予定は未定》

 

0:01:00~ 10月
1:01:00~ 11月
2:01:00~ 12月

 

━━【1~3月】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ランダム月案 - 0歳 1月・2月・3月

 

◆ランダム月案 - 1歳 1月・2月・3月

 

◆ランダム月案 - 2歳 1月・2月・3月

 

◆ランダム月案 - 3歳 1月・2月・3月

《アップ予定は未定》

 

◆ランダム月案 - 4歳 1月・2月・3月

《アップ予定は未定》

 

◆ランダム月案 - 5歳 1月・2月・3月

《アップ予定は未定》

 

0:01:00~ 1月
1:01:00~ 2月
2:01:00~ 3月

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◆裏でカテゴリー分けの工夫
単に文章を抜き出して並べるだけでなく、陰で文章を細かく3階層のカテゴリーに分け、偏りがないようにしています。このランダム月案では表に出しませんが、具体的には、大項目が養護・教育、中項目が生命/情緒と5領域、そして小項目には多数…。例えばごく一部を挙げると、健康安全・身の回り・排泄・安定感・信頼関係・主体性・戸外遊び・多様な動き・親しみ・模倣・規範意識・発語意欲・絵本おはなし・音楽リズム・制作…等々という具合に分けています。

◆曖昧さについて
1つひとつの例文をよく読みながらカテゴリー分けしておりますが、間違いがあるかもしれません。
保育は、養護と教育が一体的に行われ、教育の5領域にも重複する活動・遊び・生活があるため、どのカテゴリーに入れる文章なのかの線引きに悩むことが多々あります。例えば、
・「養護」と「教育(五領域)」の違い
・「人間関係」と「言葉」とがよく重複する
・「環境構成(人的・物的)」と「配慮事項」の区別の曖昧さ
 →環境構成(人的環境としての保育者の在り方)と、配慮(保育者が留意すべきこと)の混同
・(※)「食事・排泄・身の周りの清潔」が「養護:生命」と「教育:健康」に含まれる曖昧さ
・「ねらい(保育者の願う子どもの動き)」と「予想される子どもの活動」の混同
・“身体の発達”を「養護:生命」「教育:健康」のどちらに入れるか
・“睡眠”や“食”を「養護:生命」「養護:情緒」のどちらに入れるか
 →“睡眠”や“食”そのものについては「養護:生命」だが、“落ち着いて食べる・寝る”なら「養護:情緒」だと言える。
…などなど。

※「排泄」「衣類の着脱」「身の周りの始末」については、「養護:生命」と「教育:健康」の2つに入りますが、ややこしいのでここでは「養護:生命」に統一しました。
本来ならば、保育指針では、「身の周りの始末」は以下のように記されています。
「養護 < 生命の保持 < 健康増進(運動と休息・食事・排泄・衣類の着脱・身の周りの清潔の援助)
「教育 < 健康 < 健康・安全生活習慣(身の周りの清潔習慣・衣類の着脱・排泄の自立)
この2つの違いは、簡単に言えば、養護=保育者がするべきこと、教育=子どもがすること、です。
例えば、
「着替えに腰掛台を使ったり、動線に余裕をもったりしながら自分で身の回りのことに取り組みやすいようにする。」ならば、『保育士がするべき環境構成や配慮』ですから「養護:生命」です。
「身の回りの事に意欲を持ち、積極的に挑戦しようとする。」ならば、『子どもがそう行動してほしい』という保育者のねらいですから、「教育:健康」です。

◆参考文献:


「プリプリ2019年4月号別冊付録 指導計画のヒント 4月~6月 月間計画/石川由紀子 編集/世界文化社」
「〃 6月号別冊付録 〃 7月~9月」
「〃 9月号別冊付録 〃 10月~12月」
「〃 12月号別冊付録 〃 1月~3月」
「新保育所保育指針サポートブック ~保育課程から指導計画作成まで~/保育総合研究会 監修/世界文化社」
「保育の計画記入事例集 保育計画+指導計画+実践事例/編著 飯田和也、小林一、成田錠一/ひかりのくに」
「幼稚園・保育園の先生のための 保育記録のとり方・生かし方/関 章信 編著/すずき出版」
「4歳児のクラス運営 野村睦子、安澤智子、わかめの会 編著/ひかりのくに」
「0・1・2歳児の心の育ちと保育 今井和子 著/小学館」
「現場に活かす 保育所保育指針実践ガイドブック 社会福祉法人日本保育協会 監修/中央法規」

等々。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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