http://swnews.jp/より、宇宙天気ニュースです。
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- 2015/ 3/27 10:01 高速の太陽風は終わりました。太陽のフレアも穏やかです。
- 2015/ 3/28 10:04 太陽風は低速風に変わっています。明日くらいから再び速度が高まりそうです。
- 2015/ 3/29 12:29 太陽風の磁場強度が高まっています。速度の上昇も始まるかもしれません。
- 2015/ 3/30 11:25 太陽風は350km/秒の低速風になっています。
- 2015/ 3/31 12:36 太陽風は330km/秒の低速風です。磁気嵐中のフィンランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 4/ 1 12:41 更新
太陽風の急な強まりが到来しました。磁気圏は静穏です。
担当 篠原
昨日の午後、31日16時半(世界時31日7時半)に、
太陽風の小規模の乱れが到来して、
磁場強度(ACEの図の白線)は、7nTから15nTへ、
速度(黄色線)は、330km/秒から380km/秒へ、
それぞれ急に強まる変化が発生しました。
速度は、5時間ほどかけて400km/秒まで高まり、
現在もこの状態が続いています。
一方、磁場強度は今朝くらいからゆっくりと下がり始め、
現在も強まった状態ですが、10nTに下がっています。
変化の急な始まり方から、
CMEに関係する乱れではないかと思います。
SOHO衛星のデータをたどると、
28日のニュースでお知らせした、
世界時27日13時頃のフィラメント噴出がこの原因かもしれません。
400km/秒の太陽風の乱れが、4日ほどかけて地球へ到来した、
というのは良さそうなタイミングです。
太陽風の磁場は強まりましたが、
南北成分(赤線)は、ほとんどの時間で北を向いて(プラス側)います。
このため、磁気圏の活動は特に強まらず、
AE指数は250nTくらいの変化が起きた程度で、穏やかです。
3月17日の太陽風の乱れでは激しい磁気嵐が発生しましたが、
この時の太陽風の磁場は、南向き(マイナス側)に強まりました。
太陽風の乱れの大きさの違いもありますが、
今回の様に磁場が北向きに振れると、
磁気圏の変化は小さいままです。
太陽は、フレアを起こしていた2303黒点群が向こう側に回り、
GOES衛星のX線グラフは静かになってしまいました。
2305群、2315群も西の端に近づいていて、
太陽の可視光写真も寂しくなっています。