2014/10/28 12:16 更新
2192黒点群で、再びX2.0の大規模フレアが発生しました。活発な活動が続いています。
担当 篠原
2192黒点群の活発なフレア活動が続いています。
昨夜、27日23時(世界時27日14時)には、
X2.0の大規模フレアが発生しました。
2192群としては6回目のXクラスフレアです。
2192群では、この他にも、M6.7、M1.4、
そしてつい先ほどM3.4の中規模フレアを起こし、
更に、C9.6、C9.6、C5.4、C4.9、C4.6などの
小規模フレアも起こしています。
活発な活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
可視光写真では、次第に西の端に近づく
黒点群の様子を見ることができます。
現在の様なフレア活動を2192黒点群がどこまで続けるのか、
黒点が西の端に没するまで注目して下さい。
また、日食メガネを使って黒点を観測するのも、
黒点が端に近づいたため、ぎりぎりになっている様です。
今朝、試してみたのですが、
私の視力ではかろうじて見えるくらいでした。
もし太陽観測用の減光メガネがあれば、
ぜひ、挑戦して下さい。
太陽風の速度は、
420km/秒と平均的な速さで安定しています。
磁場強度は、夜にかけて9nTに上がりましたが、
現在は7nTくらいに下がっています。
やや強めの状態は続いています。
磁場の南北成分は、
南寄りの状態が長い時間続いています。
このため、磁気圏の活動もある高まっていて、
AE指数は500nTから、
一時的に1000nTに達する変化を記録しています。
もう2~3日くらいこの状態が続くかもしれません。
2192黒点群で発生したX2.0の大規模フレアとその前後の活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)
SDO衛星による、2192黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)
SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)
SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC
リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT
27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr