「カッコウの卵は誰のもの」東野圭吾(光文社文庫)読了。

やっぱ東野は良いです。

途中アイデアの使い回し?と思うような場面が有りましたが。
後半一気に予想を上回る怒涛の展開で、
読後感は大満足、東野作品にはずれ無しです。

東野作品と云えば、「プラチナデータ」映画になるみたいで。

東野作品の映像化あまり印象良くないんですよね、
成功したと思えるのは、「白夜行」(TV版)と
「容疑者Xの献身」(映画)ぐらいかなと。
(「流星の絆」はあまりにも酷かった。)

東野作品は、
普通の作家が数ページかけるようなシーン等を、
さらりと、時によっては数行で書いてしまい、
それでも様々な情報が凝縮されて詰まっているので、
映像化する時は表現が難しいんですよね。

ニノとトヨエツの演技に期待です。

それにしても本読む速度が落ちました、
以前なら週に1、2冊は読めたのに、
今年は年が明けてまだ4冊です。

そんな中、年末から年明けにかけて読んだ、
「小説・震災後」福井晴敏(小学館文庫)
結構お勧めです。

震災後の日本の未来を見直そう、という内容で、
ある家族を中心に物語は進み、
前半は震災直後の被災地でボランティアに励むまでを、
フィクションとはいえ感動的に。

中盤から終盤にかけてはやや思想的なシーンが続き
ちょっと食傷気味になるのですが読み進むうちに、
これは反原発・脱原発・原発推進派、
それぞれの考え方を持つ方に、
特に感情的に意見を発する人々に、
フラットな感覚で読んでもらいたいと。

そして結論というか「オチ」ですが、さすが福井さん
ちゃんとエンタティメント作品に仕上げてます。

私たちの震災後の未来は「宇宙世紀」ではなく、
「西暦2307年」へと続いているみたいです
(分からない方は機動戦士ガンダム00を観てくださいね。)

福井作品と云えば、UCまだ途中なんですよね、
井戸の底に落ちたままだ、
早く続きを読まなきゃアニメが先に完結してしまう。